ローデ・シュワルツとMediaTek社は、3GPPリリース16が規定する5G NRの新しい位置情報サービス(location based service:LBS)機能の検証に成功しました。これらの機能は緊急通報位置通知の改善のみならず、課題の多い屋内環境と衛星ベースおよび地上通信技術を使う屋外環境の両方において、LBSがかかわる今後のユースケースをサポートすることになります。そこでローデ・シュワルツは、こうした機能を始めとするリリース16のネットワーク・ベースの位置特定機能に対応できるようにR&S TS-LBSテスト・ソリューションを拡張しました。
ローデ・シュワルツは、R&S CMP200無線機テスタ用の新しい超広帯域(UWB)PHY Test Suiteとして、FiRa Consortiumが定めるUWB物理層のコンフォーマンス・テストをサポートした物理層コンフォーマンス・テスト・ツール(PHY Conformance Test Tool:PCTT)の提供を始めます。
AFMETCAL(Air Force Metrology and Calibration Authority〔米国空軍計測および校正局〕)は、その精密測定機器研究室(PMEL)と標準器研究室(AFPSL)のために、マイクロ波測定レシーバの購入を検討していました。そこでローデ・シュワルツは、その仕様に合わせて、1台の測定器で信号発生器とアッテネータを校正できるR&S FSMR3000AF測定レシーバを開発しました。もっとも重要な機能として、チューニング済み測定を含めたRFレベル測定、アナログ変調解析およびスペクトラム解析機能を備えています。今回は、AFMETCALからローデ・シュワルツにこの数カ月で寄せられた2回目の注文となります。