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ピルツ、ニーズに合わせてカスタマイズ可能な妥当性確認サービスを提供開始

オートメーション企業であるピルツがご提供する機械設備の安全妥当性確認サービスの範囲が、ニーズに合わせてカスタマイズ可能になりました。

ピルツ、ニーズに合わせてカスタマイズ可能な妥当性確認サービスを提供開始

リスクアセスメント、安全コンセプトと安全設計の策定、そしてシステム実装を終えた後には、機械設備の安全な試運転に向けた最終ステップとして、安全妥当性確認を実施します。その目的は、保護対策が正しく実装され、安全システムが完全に機能していることを保証することです。基礎になるのはISO 13849、IEC 62061、IEC 61508などの国際規格です。それらの規格は機械の製造業者または運用者に対し、安全設計が適正に実装されていることを定期的に確認するよう求めています。

しかし要件はアプリケーションによっても変わります。すでに妥当性確認済みのタイプの機械を追加した機械に軽微な変更のみを加えた機械に複雑で重大な変更を加えたので、再度のCEマーキングが必要であるそれぞれのケースでは、どのレベルの妥当性確認を実施すべきなのでしょうか?

お客様主体のサービス
ピルツはカスタマイズされた妥当性確認をサポートします。そのために、機械安全サービスの範囲を拡大しました。ピルツのインターナショナル・サービスグループ部長、John McAuliffeは、次のように述べています。「これまでは、妥当性確認を完全なサービスパッケージの形でご提供してきました。しかし、たとえば、すでに良好な関係にある製造業者から機械を購入する場合や、同型の機械を導入済みである場合、既存の機械に軽微な変更を加える場合など、スケールダウンしたチェック作業で十分というケースもあります。」

オートメーションのエキスパートが、妥当性確認における実証済みの手法と長年の経験を活用して、対象範囲の異なる独立した安全妥当性確認の提供を開始します。このたびピルツは初めて、機械を製造・運用するそれぞれの企業のニーズに合わせて必要な規格へのコンプライアンスを保証する、妥当性確認サービスを実現しました。これにより、実装プロセスの効率を大幅に向上させることができます。

カスタマイズの3つのレベル
レベル1の妥当性確認では、重要な不適合を中心とする基本的なチェックを行います。レベル2では特に機能安全面についての、より詳細な試験を実施し、機械に十分な安全対策が施されていることを保証します。レベル3の妥当性確認サービスでは、CEマーキングに必要な徹底した適合性チェックを行います。どのレベルでも、ピルツのエキスパートの専門知識を企業は活用できます。

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