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誘導負荷対応の小型基板実装リレーを発売

ベスタクト・ソリューションズが小型・軽量・省エネを両立した単極リレーを展開。

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誘導負荷対応の小型基板実装リレーを発売

産業機器/制御機器向けリレー
安川電機グループの ベスタクト・ソリューションズ は、誘導負荷を直接制御可能な基板実装型単極リレー「RZDR-GA10S型」「RZDR-GA01S型」を2026年2月より販売開始する。ソレノイドバルブやDCモータなどの制御を想定した本製品は、従来品と比較して63%の小型化、50%の軽量化、33%の省エネルギー化を達成している。

開発背景:小型化と安定動作の両立
近年の電気制御装置では、省スペース化や軽量化に加え、エネルギー効率の向上が強く求められている。一方、ソレノイドバルブやDCモータ、ブレーキといった誘導負荷を制御する場合、小型リレーでは保護回路の追加が必要となるケースが多く、回路構成の複雑化や部品点数増加が課題となっていた。

ベスタクト・ソリューションズは、鉄道および産業機器分野で培った接点技術を活用し、誘導負荷性能を維持しながら大幅な小型化を実現するリレーの開発を進めた。


誘導負荷対応の小型基板実装リレーを発売

誘導負荷を直接制御可能な設計

RZDR-GA10S型/GA01S型は、誘導負荷時でDC110V・0.5A(L/R=50ms)の定格使用電流に対応する。これにより、ソレノイドバルブやDCモータ、接触器、ブレーキなど、スイッチオフ時に逆起電圧が発生しやすい負荷を、保護回路を追加することなく直接オン・オフ制御できる。

結果として、回路設計の簡略化や部品点数削減に寄与し、制御盤設計の自由度を高める。


誘導負荷対応の小型基板実装リレーを発売

小型・軽量・省エネルギーの効果

外形寸法は11.7 × 40 × 11.7mm、質量は約20gと、基板実装型リレーとしてコンパクトなサイズを実現している。最小消費電力は0.4Wに抑えられており、省電力化が求められる制御機器や装置全体のエネルギー効率向上に貢献する。
これらの特性により、制御盤の高密度実装や装置の軽量化を進める用途での採用が想定される。


誘導負荷対応の小型基板実装リレーを発売


誘導負荷対応の小型基板実装リレーを発売

高信頼性と長寿命

本製品には、同社独自のベスタクト接点を採用している。故障率は2億回に1回以下とされ、一般的な気中接点リレーと比較して大幅に低い数値を実現している。誘導負荷を繰り返し制御する条件下でも、接点溶着や接触不良、誤動作が起こりにくい設計となっており、長期にわたる安定運用を支える。


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想定用途と位置付け
RZDR-GA10S型/GA01S型は、FA機器や制御盤をはじめ、鉄道関連機器(JIS E 4031準拠)、ソレノイドバルブ制御、DCモータ制御、接触器・ブレーキ制御など、信頼性が重視される分野での利用を想定している。
小型化と誘導負荷対応を両立した本リレーは、産業・鉄道用途における制御機器設計の選択肢を拡張する製品として位置付けられる。

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