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Qualest、Core Ultra搭載AIワークステーションを展開
クォーレストがNPUと大型GPU対応のAI-WS「Convallis-5288B」シリーズを発売。
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AIワークステーション/エッジAI・データ解析
クォーレスト は、Intel Core Ultra 9/7/5 200シリーズCPU(LGA-1851)とIntel W880 PCHを搭載したミドルタワー型AIワークステーション「Convallis-5288B」および冗長電源仕様の「Convallis-5288BR」シリーズを、2026年2月より販売開始する。本シリーズは、NPUを活用したIntel AI Boostにより、ローカル環境でのAI処理やデータ分析の高速化を目的として設計されている。
NPUを活用したAI処理性能
Convallis-5288Bシリーズは、Core Ultra Series 2 CPUに内蔵されたNPUを利用し、推論処理やAI支援アプリケーションをCPUやGPUと分担して実行できる構成を採用している。最大36MBのL3キャッシュと、最大24コア24スレッド構成(使用CPUに依存)により、並列性が求められるAI処理やシミュレーション、コンテンツ制作にも対応する。
メモリ・ストレージ構成と拡張性
メモリはDDR5のNon-ECC/ECC UDIMMに対応し、最大192GBまで搭載可能である。Intel XMPのサポートにより、最大9066+MT/sの高速動作を実現する。
ストレージ面では、4基の3.5インチドライブベイと2基の2.5インチドライブに加え、CPU直結およびチップセット接続のM.2スロットを備え、PCIe Gen5/Gen4環境での高速ストレージ構成を可能としている。
GPU対応と冷却設計
本シリーズは、2基までの大型GPU搭載を想定した設計となっており、2スロットおよび3スロットGPUを固定可能なGPUホルダーを装備している。システム背面には、増設可能なGPU冷却ファンを用意し、高負荷時の安定動作を支援する。
CPU内蔵のIntel Arc GPUに加え、オプションGPUを組み合わせることで、AI演算、可視化、レンダリングなど用途に応じた構成が可能である。
ネットワークと管理機能
ネットワーク機能として、Intel i226によるデュアル2.5GbE LANポートを搭載し、Wake-On-LANやPXEブートに対応する。さらに、Aspeed AST2600 BMCを搭載し、IPMI 2.0準拠のリモート管理、KVM over IP、OS非依存の監視・保守機能を提供する。これにより、研究用途や業務システムでの遠隔管理が可能となる。
電源構成と信頼性
シングル電源仕様のConvallis-5288Bは、80PLUS Gold規格の850W ATX電源を搭載し、GPU構成に応じて最大1200Wまで拡張できる。一方、Convallis-5288BRは、800W(1+1)CRPS冗長化電源を標準搭載し、最大1300Wまでのアップグレードに対応する。
冷却面では、フロント吸気ファンとリア排気ファンに加え、高TDP(最大253W)CPUに対応したヒートパイプ式CPUクーラーを採用している。
製品の位置付け
Convallis-5288B/5288BRシリーズは、AI推論、データ解析、シミュレーション、クリエイティブ用途など、GPUとNPUを併用する計算負荷の高い業務を想定したAIワークステーションとして位置付けられている。高い拡張性と管理性を備え、研究機関や企業内AI基盤向けのローカル演算環境を支える構成となっている。
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