エンジニアリングには、高品質なデータが欠かせないものとなりました。Eplan Data Portalの新たな記録がこれを証明しています。2016年6月中に、およそ100万件のデバイスおよび部品データがダウンロードされ、さらにダウンロード数は伸び続けています。これは、メーカー提供データへの大きなニーズがあり、データインテグレーションなしでは、日々のエンジニアリング業務が停止してしまうことを明らかに示しています。
ソリューション・プロバイダのEPLANは、Eplan Data Portalユーザー層の拡大を図り、デバイスに係わる電子データの国際的サプライヤとしてのポジションをさらに強化します。現在までに約60万件のデバイス・データに加え、120万件以上の製品バリエーションの構成に対するアクセスをEplan利用ユーザーに向けて提供してきました。そのEPLANが、今回のハノーバー・メッセではEplan Data Portalの出力形式を拡大します。さらに、すべてのユーザーがDXF形式のデータにアクセスできるようにします。したがって、特に北米やアジアにおける大きなAutoCADユーザー層からもEplanへのアクセスが可能になります。そのため、Eplan Data Portalに参加のデバイス・メーカーも顧客層を拡大できます。もう一つの新しい特徴として、ERPやPDM、PLMユーザーも、確かな商品データを個別ダウンロードや全データ・パッケージによって利用可能になります。5月中旬以降、ご希望のすべての皆様が無料でオンライン登録できます。
部品データ・ウィザードにより、Eplan Data Portalへの製品データの統合がいっそう簡単になりました。これは、メーカーとユーザーいずれの皆様にも大きなメリットです。また、11月、ドイツでのオートメーション分野の展示会SPS IPC Drivesの始まりに合わせて、同ポータルの参加メーカーが初めて100社を上回ります。その網羅的な部品データにより、世界中90,000名以上のポータル・ユーザーは、エンジニアリングプロセスを容易化し、高速化できるようになります。バーチャルな制御キャビネットの構築に必要なマクロや部品データ、3Dデータを、簡単かつ直接的にCAE設計へ組み込むことができるからです。
グローバルに活躍する企業では、24時間休むことなく営業する場合も多いのではないでしょうか。顧客のプロジェクト対応や新製品の開発と、スケジュールは厳しいに違いありません。そこでイープランは、新しいHigh Value Supportによって、こうした企業の皆様がその目標を達成するのをご支援します。この拡大サポート・サービスには、全世界24時間の英語による電話サポート、2時間以内のご返答、リモート・ツールによる問題分析、技術サポート・マネージャによる個別のお客様対応などが含まれ、お客様には存分に活用いただけます。