ロックウェル、24時間365日体制の脅威対応でOTサイバーセキュリティを強化
ロックウェル・オートメーションの24時間365日体制のセキュリティ監視・対応サービスは、リアルタイム検知、専門家によるサポート、そして拡張性の高いインサイトを提供することで、OTの脅威とリソース不足に対処します。
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ロックウェル・オートメーション・ジャパンは、OT環境をリアルタイムで常時監視するソリューション「セキュリティ・モニタリング&レスポンス」を発表しました。この新サービスは、製造現場の既存システムにスムーズに統合できるセキュリティソリューションであり、進化するサイバー脅威への迅速な対応と、事業継続性とレジリエンスを備えた運用システムの構築を支援します。
産業分野におけるサイバーセキュリティインシデントや脆弱性の増加や、人材不足により、OT環境のセキュリティ保護はますます複雑になっています。最新の「スマートマニュファクチャリング報告書」によると、サイバーセキュリティリスクと熟練労働者の不足はどちらも、製造業が直面する外部の主要な障害要因のトップ5に入っていることが明らかになりました。
ロックウェル・オートメーションのOTセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)によって実現されたこの新サービスでは、経験豊富なOTサイバーセキュリティアナリストの専任チームにより、セキュリティリスク、リソース不足、運用の非効率性に対応します。
セキュリティ監視および対応の主な機能は以下の通りです。
- 継続的なモニタと高度な脅威検出: OT環境を対象とした年中無休24時間体制のリアルタイムモニタリングにより、継続的な監視と潜在的な脅威の迅速な検出を可能にします。ロックウェル・オートメーションのOTサイバーセキュリティアナリストが、高度な分析を使用してアラートに優先順位を付けて調査し、生データを実用的な情報に変換します。
- 迅速な対応と復旧: セキュリティインシデント発生時には、専門的なガイダンスと実績のある対処戦略により、迅速な対応を支援します。OT SOCアナリストが段階的なサポートを提供し、インシデントの効率的な管理と運用への影響の最小化を図ります。
- 包括的なレポートとスケーラビリティ: 包括的な月次エグゼクティブサマリと四半期ごとのビジネスレビューにより、利害関係者に最新情報を提供し、積極的な参加を促します。このモジュール式のスケーラブルなソリューションは、お客様一人ひとりのニーズに合わせてカスタマイズされており、柔軟性と成長を実現します。
セキュリティ監視および対応は、脅威の早期検出と緩和を通じて、業務の中断やダウンタイム、財務的損失のリスクを低減し、日々のセキュリティ業務を自動化することで運用効率の向上に貢献します。またこのサービスは、セキュリティ状況のリアルタイムな可視化により、チームがデータに基づいた意思決定を行えるよう支援し、専任のセキュリティチームを通じてスキルギャップの課題を解消します。これにより、製造業は重要なビジネス課題に集中しながら、運用の常時監視とレジリエンスの確保を実現します。
ロックウェル・オートメーションのサイバーセキュリティサービス担当プロダクトマネージャーであるNick Creath(ニック・クリース)は、次のように述べています。
「サイバーリスクの高まりが続くなか、製造業には進化する脅威に先んじるための継続的な警戒と適切な専門知識が求められています。しかし、そうしたリソースを十分に持ち合わせていない企業も多くありますセキュリティ監視および対応は、年中無休24時間体制の継続的なモニタリング、リアルタイムの脅威検出、専門家による対応を通じて、産業環境の保護に必要な可視性、インテリジェンス、迅速な対策を提供します。信頼できるパートナとして、ロックウェル・オートメーションがお客様のチームの一員となり、スキルギャップを補いながらセキュリティ体制の強化を支援します」
セキュリティ監視および対応の詳細については、こちらのサイトや資料をご覧ください。
最新のスマートマニュファクチャリング報告書はこちらからご覧ください。
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