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BOBSTが新型 EXPERTFOLD 50-80-110を日本市場に発表

新型BOBST製函機 EXPERTFOLD 50-80-110が、日本市場で発売される事になり、日本のパッケージ加工業者はその汎用性と比類ない品質の恩恵を受ける事が出来るようになりました。

BOBSTが新型 EXPERTFOLD 50-80-110を日本市場に発表

この機械は、長年使用されている製函機EIGERと置き換わるもので、より堅牢で、時間短縮の効果が高く、生産性をさらに高める様々な装置や周辺機器を利用できるようになっています。

ボブストジャパン株式会社の社長宮崎哲志氏は、次のように述べています。「私たちは、この強力な製函機を日本市場に導入できることを誇りに思っています。EXPERTFOLDを使用することで、加工業者は実に様々な形状や素材の箱を、最高450m/分の速度で生産することができます。優れた効率性、精度、性能を備えたこの堅牢な製函は、時間短縮に大きなメリットをもたらし、生産性をさらに高める様々な装置や周辺機器を装備することができます。」

日本の加工業者は、この機械の新しい多目的バージョンEXPERTFOLD 110 A3に投資するという選択もできるようになります。このバージョンには、底貼り、4/6隅貼り対応の新しい専用モジュールが搭載されています。サイド貼りも速度や性能を損なうことなく生産できます。このモジュールにより、形状が変わるボックスへのジョブチェンジがより速く、より簡単になります。

宮崎氏はさらに続けます。「新しいA3バージョンは、現在と将来にわたって、加工業者や市場のニーズに応え続けるために開発されました。搭載された専用モジュールでは、箱の種類が変わってもツールやコンベヤを交換する必要がなくなりました。その結果、セットアップ時間が80%も短縮され、稼働時間が最適化されるとともに、切り替え時間が大幅に短縮されます。 これは小ロット生産への対応で大きなメリットとなります。」

EXPERTFOLDは、BOBSTの特別装置、GYROBOX(ジャイロボックス)とSPEEDWAVE(スピードウエーブ)を搭載することが可能で、それによって機械の柔軟性と性能をさらに向上させることができます。

GYROBOXは、複雑な箱の製造を簡素化することで、生産ラインの効率を向上させます。2工程の折りの中間でブランクをインライン回転させることにより、複雑で付加価値の高い箱の折りと糊付けを1パスで迅速に行うことができます。また、最高の創造性と革新性を持った生産ラインでは、より多様な箱やカートンの製造が可能になり、お客様に新たな市場機会をもたらします。


BOBSTが新型 EXPERTFOLD 50-80-110を日本市場に発表

一方、SPEEDWAVEは、底貼り箱や各種特殊箱を高速で生産する特許取得済みの装置です。フックを使用せずに折ることが出来るので、折りの安定性が非常に高まり、ブランクの間隔も縮めることができます。これにより、生産性を20%も向上させることができます。また、この装置により、セットされるツールは80%削減されて、対象となる箱の生産ラインのセットが簡単になり、貴重なセットアップ時間が短縮され、最終的には生産性が向上します。

またBOBSTは、高速製函機を補完する周辺機器も提供しており、より高い処理能力を求める市場ニーズに応えています。それらには、EASYFEEDER(イージーフィーダー)/BATCH INVERTER(バッチインバーター) 4や、CARTONPACK(カートンパック) 4/ CASE ERECTOR(ケースエレクター)などがあります。

EASYFEEDERはブランクの供給をよりスムーズかつ高速にし、BATCH INVERTER 4は手作業の必要性を減らします。これによって、ブランク積みに要する労力が軽減され、人手による反転作業は完全に不要となり、生産が中断されることも無くなって、機械停止時間が大幅に減少します。

CARTONPACK 4とCase Erectorは製函ラインの最後尾で、様々な種類の箱やカートンの梱包を完全自動で合理的に行います。Case Erectorは、最大毎分10個の速度で出荷用コンテナを準備します。一方、CARTONPACK 4は、製函された箱を出荷用コンテナに充填し、オペレーターの関与を最低限に抑えて、仕切りのシートを挿入します。このシステムは、1時間あたり20万箱以上の梱包が可能で、オペレーターなしで最大30分間稼働させることができます。ラインの生産性を大幅に向上させるとともに、生産負荷と反復性外傷のリスクも軽減します。

最後に宮崎氏はこう結びます。「私たちは、これからも世界中のお客様に付加価値を提供することを第一に考えていきます。EXPERTFOLDとそれを補完する各種装置や周辺機器を日本市場に導入できることを嬉しく思います。私たちは、お客様が競合他社に差をつける最高水準の箱とカートンを納品できるようなソリューションと技術を、これからも提供していくことをお約束します。」

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