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ハロゲンフリーTPEケーブルでULのAWM Style取得

イグス(本社ドイツ)は、機械的な耐久性が非常に高く、難燃性ハロゲン物質を添加物として使用していないチェーンフレックス ハイエンドTPEケーブルについて、ケーブルメーカーとして世界で初めてULのAWM Styleを取得しました。これは、ULによって、ハロゲンフリーのTPEケーブルであっても産業界の防火要件を満たすことができると認められた初めての事例です。

ハロゲンフリーTPEケーブルでULのAWM Style取得

製品の安全性に関して、米国で最も重要な独立した認証機関の一つであるULの認証取得は、北米市場への進出を成功させるための前提条件です。このUL認証に関して、防火性能は一つの重要な決定基準です。全米防火協会(NFPA)によると、米国の産業環境における火災原因の第4位は機械火災であり、電気的要因による火災がそれに次いでいます。

この度、イグスはケーブルメーカーとして世界で初めて、ハロゲンフリーTPEケーブルに対してUL認証を取得しました。この認証により、チェーンフレックス ハイエンドTPEケーブルが安全面で優れていることが明確になります。

これまで、ケーブルの難燃性は、防火に関するUL認証を取得するための重要な要素でした。そのため、難燃性を向上させるフッ素、塩素、臭素などの難燃剤を含む製品にのみ認証が与えられてきました。しかし、これらの難燃剤が概して外被の化学構造を変化させ、機械的な耐久性を低下させることは、今まであまり考慮されてきませんでした。そこでイグスは、延焼を防ぐことよりも、ケーブル自体がどのように火災の原因となったかに着目しました。

イグスのTPE外被化合物は、機械的負荷だけでなく、外部からの影響に対しても非常に高い耐性を備えています。そのため、最大4xd(ケーブル外径)の小さな設置スペース、100m/s²の加速度を伴う非常に高速な短ストローク、-35℃から+100℃の温度範囲での長ストロークなど、幅広い用途で使用することが可能です。同時に、極めて高い媒体耐性を有し、特殊な有機オイルにも耐性があります。イグスのハロゲンフリーTPE外被化合物は、すべてのエナジーチェーン用途において、難燃剤を含む同じ材料と比較して、外被の早期劣化を最大10分の1にまで抑えます。外被が破断しなければ、線心断面積が小さくなることはないため、火災の決定的な原因を減らすことができます。最終的に、イグスのこの主張はULに認められました。

このような対策によって、チェーンフレックスケーブルは機械の安全性を高めることに大きく貢献しています。エナジーチェーン内のチェーンフレックスケーブルの長期的な曲げ強度と寿命は、社内試験施設で行われた多くの試験で実証済みです。これまでUL認証を受けたチェーンフレックスケーブルは1,044種類でしたが、今回の新しい認証により、200種類以上のTPEケーブルが加わり、より多様なUL認証製品ラインアップを提供することができるようになりました。個々のコンポーネントのUL認証が要求される北米市場向けの機械製造で、安心してお使いいただけます。<

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