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BALLUFF

PROFINET向けプッシュプル式IO-Linkマスター・モジュール:光ファイバ、あるいは銅ケーブルでデータを送信

いまや光ファイバ・ケーブルも産業データ通信にすっかり定着しました。とくに光データ送信は、たとえば自動車産業をその典型として、データ量が多く、高い可用性が求められるアプリケーションには数多くの利点があります。そこでバルーフは、PROFINET向けIO-Linkマスター・モジュールの新しいプッシュプル式製品において、この強みを取り入れました。これらのモジュールでは、光ファイバあるいは銅ケーブルによる接続が選択できます。

PROFINET向けプッシュプル式IO-Linkマスター・モジュール:光ファイバ、あるいは銅ケーブルでデータを送信
同モジュールはすべて、AIDA(ドイツ自動車工業会)規定のプッシュプル接続技術をフィールドバスと電源ケーブルに採用しています。第3の専用形態として、光ファイバ(SCRJ)と銅ケーブル(RJ45)の世界を統合し、プッシュプル接続を実現するものです。とりわけ魅力的なのは、このモジュールを使って、銅ケーブルから光ファイバ・ケーブルへの変換が、まったくそのI/Oモジュールのなかで行える点です。余計な外部コンバータ・モジュールは必要ありません。

バルーフが提供するEthernetベースのあらゆるIO-Linkマスター・モジュールと同様に、このプッシュプル式モジュールも、情報表示や特別な診断機能のためのディスプレイに加え、PROFINETのネットワーク構造を構築するためのスイッチ機能を内蔵しています。また、IO-Link仕様1.1に基づく全機能が、搭載の8つのIO-Linkポートで利用可能です。さらに、同モジュールのリアルタイム・ディスプレイは組込みのWebサーバを通じて、広範な診断ができるよう、ユーザの皆様にその時点の全ステータスを提供します。

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