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Softing Industrial Automation GmbH

Softingから、Modbus TCPベースの制御装置をIIoTアプリケーションに接続できるソフトウェア・モジュールが登場

Softingは、Docker技術に基づくedgeConnector製品シリーズを拡大します。新たに投入のedgeConnector Modbusは、Modbus TCPで通信するコントローラに向けた、柔軟性の高いDockerコンテナ・アプリケーションとなっています。

Softingから、Modbus TCPベースの制御装置をIIoTアプリケーションに接続できるソフトウェア・モジュールが登場

シーメンス社製SIMATIC S7コントローラの接続に対応したedgeConnector Siemensと同社SINUMERIK 840Dコントローラからのデータアクセスに対応のedgeConnector 840Dに続き、SoftingはedgeConnector Modbusを発売します。このDockerコンテナは、シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)社やワゴ(Wago)社、ベッコフ(Beckhoff)社、フエニクス・コンタクト(Phoenix Contact)社などが提供するModbus TCPベースのコントローラを産業IoTアプリケーションに接続するのに最適です。さらにedgeConnector Modbusは、Modbus対応センサからのエネルギー関連データやその他のプロセス・パラメータを収集するのにも活用できます。OPC UAサーバを内蔵していますので、ERPやMES、プロセスの可視化システムなど上位の管理システムに対しても、シンプルかつ安全なデータ接続が可能です。さらなる通信プロトコルとしてMQTTを使えば、プライベートなIoTアプリケーションやパブリックなクラウド型IoTアプリケーションに制御データを直接統合できるようになります。

「当社のedgeConnector製品は、コンテナ技術を利用しているため、非常に迅速にセットアップして運用を始めることができます。標準的なハードウェアで動作するうえ、基幹プラットフォームからも簡単に管理可能です。このように、お客様が革新的で柔軟性の高い産業IoTソリューションに生産現場のデータを統合するためのシンプルで安全な選択肢をご用意しました」と、Softing Industrialの製品マネージャSebastian Schenkは説明しています。

すべてのedgeConnector製品は、SSL/TLSやX.509証明書・認証・暗号化など最新のセキュリティ規格をサポートしています。内蔵のWebインターフェースを使ってその場で簡単に設定できるほか、REST APIを介して遠隔から管理することも可能です。今後の展開として、SoftingはこのedgeConnector製品シリーズをさらに広げ、ロックウェル(Rockwell)社とオムロン社のコントローラにEthernet/IPで接続できるようにする予定です。また、クラウドからの設定オプションの拡張も計画しています。

edgeConnector Modbusは、Docker HubやMicrosoft Azure Marketplaceなどオンラインのマーケットプレイスからダウンロードして、無料で試用いただけます。詳しい情報はhttps://industrial.softing.com/products/docker-container/edgeconnector-modbus.htmlをご覧ください。

キャプション:edgeConnector Modbusが、先進の産業向けエッジ・ソリューションに応えます。 (画像提供:Softing Industrial)


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