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Rohde & Schwarz

ローデ・シュワルツによるサポートのもと、Raydiall社と矢崎総業株式会社が1000BASE-T1向けシングル・ペア・イーサネット(SPE)コネクタを検証

 Raydiall社は、自動車産業向けFAKRAおよびHSDコネクタの世界的なトップメーカーです。同社は、ワイヤハーネスやコネクタ、その他のターミナルを中心とした自動車部品の世界的サプライヤである矢崎総業株式会社をパートナーとして協力し、OPEN Alliance TC9仕様に準拠した1000BASE-T1対応のシングル・ペア・イーサネット(Single Pair Ethernet:SPE)コネクタを開発しました。ローデ・シュワルツでは、4ポートのベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNB8を用いてRaydiall社がそうしたコネクタの開発や試験の適合性を検証するのをサポートしました。

ローデ・シュワルツによるサポートのもと、Raydiall社と矢崎総業株式会社が1000BASE-T1向けシングル・ペア・イーサネット(SPE)コネクタを検証

Raydiall Automotive社は、日本の矢崎総業株式会社をパートナーとして、リンク・セグメント(通信チャネル)に向けた様々な車載イーサネット用部品を開発しています。ケーブル・アセンブリ(ワイヤハーネスやコネクタ)、PCBヘッダ、インライン・コネクタ、スタンドアローンの通信チャネル(SCC)などの部品です。こうした部品のすべてについて、OPEN AllianceのTechnical Committee 9(OA TC9)による1000BASE-T1用シールド付きツイストペア(STP)のテスト仕様に応じて広範な試験を行い、OEM企業やティア1サプライヤなどのお客様に高い品質を保証しなければなりません。

このOPEN Alliance TC9では、製品が他に与える影響と他からの耐性を示すパラメータとして、反射損失(RL)や挿入損失(IL)、モード変換損失(LCLおよびLCTL)のほか、遮蔽減衰量や結合減衰量など、いくつかの測定を行うように求めています。R&S ZNB8の時間領域解析ソフトウェア・オプションR&S ZNB-K2を使えば、それらに対応した特性インピーダンス測定(CIDM)を時間領域で行えます。

このようなローデ・シュワルツのベクトル・ネットワーク・アナライザは、高い測定精度に加えて、必要なすべての周波数領域と時間領域の測定に対応できるため、OA TC9のテスト仕様に即したテストを実行するのに最適な試験・測定ツールとなっています。さらに、インライン・コネクタやヘッダ・コネクタに対しては、そうした部品の性能をOA TC9テスト仕様に従って検証する特別な機能として、AtaiTech社のISD(In-Situ De-embedding)対応ソフトウェア・オプションR&S ZN-K220を用意し、このベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNBに組み込んでいます。

Raydiall社のRF技術エキスパートであり、製品検証マネージャのAdrien Brunet氏は次のように説明しています。「当社Raydiallとパートナー企業の矢崎総業社は高いプライドをもって、車載イーサネット市場に向けた革新的ソリューションの開発と提供に取り組んでいます。こうした取り組みにおいては、ローデ・シュワルツも、その試験・計測機器や広帯域なデータ送信分野の専門技術チームなどから、重要なパートナーであると考えています。ローデ・シュワルツのサポートがあってこそ、当社Raydiallは、車載用コネクタのトップメーカーとして意欲的に挑戦できるからです」。

一方、ローデ・シュワルツで自動車産業市場のセグメント・マネージャーを務めるDr. Nik Dimitrakopoulosは次のように述べています。「当社の認識では、2020年になって1000BASE-T1規格の車載イーサネットを用いた製品を量産するOEM企業が初めて登場しました。Raydiall社と矢崎総業社は、この1000BASE-T1技術による高品質なケーブルやコネクタを生産するトップ企業の1つです。その両社の活躍の一翼を担うかたちで、Raydiall社によるベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNB8を用いた製品の検証を支援できることは大変光栄です。自動車産業市場において最新の高度なソリューションを提供するとともに、より安全で“つながる”社会の実現に貢献していくことが当社の責務であると考えています」。

ローデ・シュワルツの車載イーサネットソリューションについて、詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/automotive-ethernet_231832.htmlをご覧ください。
お問い合わせ:
欧州(本社):Patrizia Muehlbauer(電話:+49 89 4129 0、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
北米:Tomas Berghall(電話:+1 503 5239489、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
アジア太平洋地域:Wen Shi Tong(電話:+65 6 307-0029、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.

自動車向けテスト・ソリューションについて―テストするからこそ、信頼できる
 ローデ・シュワルツは、試験・計測に関するソフトウェアや機器、システムの世界的なトップメーカーとして、市場をリードする専門技術を応用しながら、自動車の先行開発から生産までその全ライフサイクルにおよぶ革新的なソリューションを開発しています。世界中のOEM企業やティア1サプライヤ、半導体メーカーの皆様が、車載レーダーや接続性、インフォテインメント、高性能コンピューティング、さらにはEMCに向けた当社の実績豊かな試験ソリューションに信頼を寄せています。とりわけ、レーダーの開発・統合・生産に対する革新的ソリューションによって、ローデ・シュワルツは次世代のADAS/AD(先進運転支援/自動運転)システムを生み出そうと取り組んでいるお客さまの確かなパートナーとしてお応えしています。また、長年にわたり積み重ねてきた高度なワイヤレス技術は、5GやC-V2XからUWB、WiFi6、GNSSまで、あらゆる規格によるロバストな接続性の実現を支えています。最新のバス速度や高性能なドメイン・コントローラなどのECUをサポートする車載ネットワークを開発・デバッグできるほか、複雑なEMI問題の解決にも当社のテスト機器が利用可能です。ローデ・シュワルツはEMC試験にも数十年およぶ実績があり、主要なCISPRやあらゆるOEMメーカーが指定するEMC規格に沿って、車両やその部品のEMI とEMSの測定を実行できる試験・測定機器や、カスタマイズしたターンキーの試験システムを提供しています。独自のシステムと計測器を用いた車載アンテナのテストに加えて、無線共存テストも完全にサポートしています。さらに、ECU生産での基板レベル試験(ICT/FCT/BS)にも卓越したソリューションをご用意しています。世界中のパートナー企業やお客様がこうした試験ソリューションを活用して、自動車部品とシステムの正確かつ協調的な動作や、エラーなく外部との通信ができるように保証しています。

すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.comからインターネットでご提供しています。

Raydiall社について
Raydiall社は、自動車向けファスニング・ソリューションの世界的なリーディング企業であるARaymond社と、相互接続ソリューションで同じく世界をリードするRadiall社によるジョイント・ベンチャーです。2021年以来、両社の強みと実績を持ち寄り、自動車産業のお客様に向けて、より信頼性の高い優れた接続ソリューションを提供してきました。Radiall社がコネクタ部品分野で培った技術と製造における専門性と、ARaymond社の自動車産業市場に対する卓越した知見を総合し、自動車産業部門のお客様にとって本当に価値があり、未来の自動車に欠かせない技術要素を迅速に生み出す体制を実現しています。Raydiall社は、革新的で高度な技術を志向する企業として、自動車の相互接続システムの設計・開発・製造に特化して取り組んでいます。とりわけ、高速プレス加工や3Dプリント、樹脂部品への金属メッキなど、新しい製造技術に力を入れながら、自動車産業のOEM企業と協力して革新的なソリューションを市場に投入しています。詳しくは、www.raydiall.comをご覧ください。

Raydiall社に関するお問い合わせ:
Raydiall社営業部、30 rue Léon Béridot, 38500 Voiron, France:+33 (0)476 073 900

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