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BALLUFF

爆発の危険がある区域に対応した磁歪式リニアスケール

精製所や石油化学工場では、石油やガスの送配に制御バルブや閉止バルブが用いられています。そうしたバルブでの弁の位置は、位置測定システムを用いて管理されています。その方が、極めて信頼性が高く、とりわけ非常に過酷な環境においても有効なためです。加えて防爆性が最優先事項である場合には、バルーフが提供する防爆認定済みの新しい位置測定システムBTL7-T500が最適です。

爆発の危険がある区域に対応した磁歪式リニアスケール

BTL7-T500は、ATEXやIECExなど多数の国際規格の認定を受けており、危険場所ゾーン0およびゾーン1での幅広い用途において、高い信頼性で安全に動作します。たとえば、精製所タンクの連続的な液面レベル測定にも使用できます。

またProfibusインターフェースを搭載しているため非常に柔軟性が高く、素早く組み込むことができます。設置に要する時間を節約できるうえ、仮に障害が発生しても迅速に診断可能です。システムの試運転時間はもとより、サービスコールに際した保守の時間も短縮されます。さらに接続(バス入出力と電力)も、わずか1本のケーブルで済みます。

非接触であり摩耗の無い磁歪式測定システムを、保護等級IP67のステンレス製ハウジングに収めたことから、コンタミネーションに対して非常に強いだけでなく、100Gの耐衝撃性も備えています。さらに最大12Gの振動にも耐えます。また、分解能1µm、繰り返し精度10µmという非常に高い精度で動作するため、位置と速度の同時測定が求めれるシステムにも理想的なソリューションとなっています。

爆発の危険がある区域に対応した磁歪式リニアスケール

バルーフが提供する油圧シリンダ取付け用ロッドタイプのBTL磁歪式リニアスケールは、数十年にわたって、最も過酷な分野でその信頼性を実証してきました。特に磁歪式という測定原理は、密封ハウジングに収めることが可能です。ハウジング壁面からセンサ内部にかけて通過する磁界によって、接触部を介することなく、位置情報を伝えられるからです。

 

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