Aetina、SCEWC 2026で農業から都市までをカバーするNVIDIA搭載エッジAIを紹介
NVIDIA Jetson Thor、NVIDIA Jetson Orin、次世代車載AI、エコシステムパートナーとの協業により、農業、工場、モビリティ、都市インフラにリアルタイムのインテリジェンスを提供
www.aetina.com

先導的なエッジAIソリューションプロバイダーであり、エッジAIインフラの導入を加速するAetina Corporationは本日、11月3日から5日までFira Barcelona Gran Viaで開催される「Smart City Expo World Congress (SCEWC) 2026」への参加を発表しました。ホール3のブースC162において、Aetinaは、インテリジェント農業、自律型工場、スマートモビリティ、スマートシティとスマート空間にわたる、NVIDIAを搭載したエッジAIプラットフォームおよびパートナーソリューションを展示します。
農業から都市まで:都市のバリューチェーン全体を支えるエッジAI
インテリジェント農業:
Aetinaの2026年の展示では、「農業から都市まで」を一貫したテーマに掲げ、栽培・収穫から工場での加工、輸送、都市インフラに至るまで、エッジAIがどのように各工程を支えるかを紹介します。
インテリジェント農業分野では、Comiers、Optoscale、Nature Robots、Farm-INGが提供するインテリジェント農業ソリューションを、Innodisk、Steliau Technology、Arcobel Embeddedなどのエコシステムパートナーとともに展示する予定です。これらのソリューションには、Jetson ThorファミリーのNVIDIA Jetson T5000およびT4000モジュールから、NVIDIA Jetson AGX Orin 64GB、Jetson Orin NX 8GBまで、Aetinaの幅広いNVIDIA Jetson製品群が採用されており、播種、灌水、施肥、作物の健康状態の監視、収穫作業の最適化を支援します。認識処理と生成AIの推論を農業現場で直接実行することで、生産者はクラウドに依存することなく、リアルタイムで得られる知見に基づいて行動できます。
自律型工場:
次に、収穫された農産物がジュース工場へと運ばれ、エッジAIの活用例を紹介する2つのライブデモが行われます。
工場の屋外では、トラックに搭載されたカメラの映像を、NVIDIA Jetson AGX Orinを搭載したAetinaの堅牢なAIE-VX28/18-IPに送信します。このシステムは、NVIDIA CUDA上でNVIDIA DeepStreamを実行し、8系統のカメラ映像を同時にリアルタイム処理します。トラックに最も近い作業員を検出することで荷役場の安全性を高めます。この手法は、フォークリフトや油圧ショベルなどのオフハイウェイ車両にも応用できます。JetPack 7.2によってNVIDIA Jetson AGX Orin 32GB Super Modeが利用可能になり、AI処理性能は200 TOPSから241 TOPSに向上します。これにより、より高価なモジュールに切り替えることなく、より複雑な画像認識処理パイプラインにも対応できる処理能力が確保されます。
一方、工場内では、NVIDIA GPUと組み合わせたMegaEdge AIP-FR68Sが、ミカンの検出と等級判定をリアルタイムで実行します。時間がかかり、結果にばらつきのある手作業による検査を、選別、ピッキング、加工、包装の各工程におけるAIによる品質評価に置き換えます。
スマートシティとスマート空間:
最後の展示では、工場から店舗へ商品を配送するトラックの移動に焦点を当てます。
AetinaのAI適応型街路照明ソリューションは、NVIDIA RTX PRO 500 Blackwell Embedded GPUを搭載したCoreEdge MXMモジュールを活用し、街路カメラの映像からリアルタイムの交通情報を取得して、実際の道路状況に応じて照明を調整します。これにより、道路の安全性を維持しながらエネルギー消費量を削減します。カメラが利用できない場合は、レーダーやLiDARを入力データの取得手段として利用できます。これにより、自治体が固定的なインフラから、状況に応じて変化するESGに適合した道路環境へ移行することを支援します。
NVIDIA Jetson:メモリ内蔵設計とエッジAI向けの最適化
AI開発者が、サイズ、消費電力、コストに関する制約が厳しくなる中で、より大規模なAIモデルの導入を求められていることを受け、AetinaはNVIDIA Jetsonプラットフォームに特に注力します。Jetsonは、検証済みのDRAMをモジュール上に直接搭載しており、外部メモリの調達や評価、システム設計に伴う複雑さを軽減します。さらに、NVIDIAの最適化されたソフトウェアスタックと組み合わせることで、最新のエッジAIワークロードにおいて、メモリ使用量を抑えながら、より高い推論スループットを実現します。
Aetinaは、NVIDIA Jetson Thorを搭載したエッジAIシステムにNVIDIA JetPack 7.2を統合することで、この優位性をさらに高めています。JetPack 7.2は、Ubuntu 24.04、Linuxカーネル6.8、CUDA 13ソフトウェアスタックを基盤とする共通のソフトウェア環境をNVIDIA Jetson ThorとJetson Orinに提供します。また、ブートローダー用に確保された領域、カーネルの予約領域、未使用のサービスが占有するメモリを調査し、回収する「Jetson Agent Skills」も導入されています。さらに、NVIDIA NemoClawへの対応や、NVIDIA Nemotron 3 Nano Omni、NVIDIA Cosmos、NVIDIA Isaac GR00Tなどのオープンモデルのデプロイの最適化により、開発者はシステム開発を簡素化し、メモリ効率を向上させ、エッジ環境へのAI導入を加速できます。
手のひらサイズからIP66対応まで、堅牢な車載エッジAIシステム
インテリジェント交通分野では、Aetinaは新たに発売したDeviceEdge AIE-VN34/44およびAIE-VO24/34を展示します。これらは、同社初となる手のひらサイズの車載エッジAIシステムです。NVIDIA Jetson Orin NXおよびNVIDIA Jetson Orin Nanoを搭載し、Super Modeに対応したこれらのシステムは、最大100 TOPSのAI処理性能を発揮します。また、最大4台のGMSL2カメラをサポートし、車両、自律移動ロボット(AMR)、産業機器において、複数のカメラを用いたリアルタイムの認識処理を実現します。さらにAetinaは、NVIDIA Jetson AGX Orinを搭載した、IP66準拠の堅牢なファンレス車載システムAIE-VX28/18-IPも先行公開します。このプラットフォームは、8系統のGMSL2カメラ入力と4系統のM12 PoEカメラ入力、10GbE接続、E-Mark(E24)認証に対応しており、物流車両群、インテリジェント交通システム、その他の高い要求水準が求められる屋外モビリティ用途向けに設計されています。
Aetinaの製品部門バイスプレジデントであるRichard Hungは、次のように述べています。
「都市がエッジAIの導入を成功させるには、コンピューティングシステムが堅牢でメモリ効率に優れ、実証段階から車両群全体への展開まで容易に拡張できることが重要です。当社は、NVIDIA Jetson ThorおよびJetson AGX Orinを搭載したプラットフォーム全体にNVIDIA JetPack 7.2を統合し、最新の車載システムと組み合わせることで、システムインテグレーターや自治体が、農業、産業、都市モビリティの各分野にAIをより迅速かつ低リスクで導入できる環境を提供します。」
Smart City Expo World Congress 2026でAetinaの展示をご覧ください。
Aetinaは、2026年11月3日~5日に開催されるSmart City Expo World Congress 2026において、ホール3のブースC162に皆様をお迎えします。AetinaのエッジAIコンピューティング製品群の詳細については、www.aetina.comをご覧ください。

