i.MX8M Plus搭載小型エッジPCを展開
AAEONがDebian 11対応の小型産業用ファンレスPC「SRG-IMX8PL」を販売。
www.aaeon.com

産業用エッジコンピューティング/IoTゲートウェイ
AAEON は、NXP i.MX8M Plus Quad-Coreプロセッサを搭載した小型産業用ファンレスPC「SRG-IMX8PL」を販売している。108 × 79.5 × 43mmのコンパクト筐体に、オンボードメモリ、オンボードストレージ、Debian 11を搭載し、電源投入後すぐに利用可能な構成を採用している。
ARMベースの産業用エッジプラットフォーム
本製品は、NXP i.MX8M Plus(Cortex-A53 1.6GHz)を採用し、4GB LPDDR4メモリと32GB eMMCストレージをオンボードで搭載する。GUI非搭載のDebian 11環境を標準提供し、軽量なエッジアプリケーションやIoTゲートウェイ用途に適した構成となっている。
案件ベースでは、Debian 12、Android 13、Yocto 4.0にも対応可能で、用途に応じたOS選択ができる。
産業環境に対応する設計
SRG-IMX8PLは、DC9~36Vの広範囲電源入力に対応し、動作温度は-40~80℃とされている。ファンレス設計により、粉塵や振動環境下での使用も想定した産業用途向け仕様となっている。
取り付け方法としては、別売のウォールマウントおよびDINレールマウント金具に対応し、制御盤内や装置筐体への設置が可能である。

寸法図
豊富なインターフェース
インターフェースとして、HDMI 2.0 ×1、Gigabit Ethernet ×2、USB 3.0 Gen1 ×2を備える。さらに、COMポート ×2、CAN ×2、TPM 2.0を搭載し、産業機器や車載・制御系ネットワークとの接続を想定している。
拡張スロットとしてM.2 2230 E-Keyおよびmini Card(Full)を備え、Wi-Fiモジュール搭載モデルも用意されている。特定型番ではNano SIMカードスロットにも対応し、モバイル通信環境での利用も可能である。
想定用途
SRG-IMX8PLは、IoTゲートウェイ、デジタルサイネージ、産業用制御端末など、限られたスペースでの設置が求められるエッジコンピューティング用途を想定している。小型サイズと広温度範囲対応、豊富なI/O構成により、分散型システムやフィールド設置型デバイス向けの基盤として位置付けられる。
www.aaeon.com

