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横河電機、予測型排出監視サービスを拡張

CMC Solutionsとの契約により、モデルベース監視をハードウェア測定と組み合わせ、世界のプロセス産業における規制報告を支援。

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横河電機、予測型排出監視サービスを拡張
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産業プラントでは、すべての排気スタックに追加の分析計を設置することなく、排出量の継続的な記録が求められている。この状況を受け、横河電機株式会社はCMC Solutionsの予測排出監視システム(PEMS)を世界規模で展開・サポートするためのグローバル代理店契約を締結した。

センサ測定からモデルベース報告へ
予測排出監視システムは、分散制御システム(DCS)に既に存在するプロセス変数を用いて汚染物質濃度を推定する。直接的なガス分析の代わりに、温度、負荷、燃料特性などの運転パラメータから排出量を算出するソフトウェアである。

CMCのPEMSプラットフォームは独自の統計エンジンを用いて、ガスおよび液体燃料焚きタービン、ボイラーなどの設備向け排出モデルを構築する。システムは米国環境保護庁(EPA)の報告形式を含む規制要件に適合した電子レポートを自動生成する。化学、石油化学、石油・ガス、発電分野において、国際的に100か所以上へ導入されている。

既存の連続監視との統合
横河電機は従来、ハードウェアベースの連続排出監視システム(CEMS)を提供してきた。本契約により、物理分析計と予測モデルを組み合わせたハイブリッド監視構成へ拡張される。これは検証冗長性が求められる産業デジタル化における一般的な手法である。

このモデルでは、PEMSは既存のCEMSと並行運用され、ハードウェア測定で検証しながら予測モデルで連続カバーを行う。横河電機は新規および既存のCMC導入案件に対し、設置、定期精度監査、プロセス変更後の再検証を提供する。

グローバル展開とライフサイクル支援
本協業では横河電機の国際的なエンジニアリングおよびサービス体制を活用して各地域でソフトウェアを展開する。統計ハイブリッド予測エンジンは横河電機のDCSプラットフォームと直接連携し、追加のフィールド機器なしで導入可能となる。

この取り組みにより、厳格化する環境報告規制に対応する監視手段が拡張される。ソフトウェア予測と従来の測定を組み合わせることで、特定の監視条件において必要な物理分析計の数を削減しながら規制適合を維持できる。

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