Walter AGがConeFitフライスカッターの最新バージョンを発表

ConeFitフライスカッターの改訂に伴い、Walter AGは交換可能なヘッドシステムの最新バージョンを発表します。顧客にとって、これは注文処理が大幅に簡素化されることを意味します。同時に、耐摩耗性に優れたウォルター材種WJ30TPのコーティングが新たに追加されたことで、アプリケーションは技術的なアップグレードの恩恵を受けることができます。金色のZrNトップ層を持つ汎用型TiAlNコーティングは、工具寿命が長いだけでなく、迅速な摩耗の検知を可能にします。他のConeFit交換式ヘッドと同様に、この改良型フライスカッターも、ねじ、コーン、接触面から成る高精度のセルフセントリングインターフェースが特徴です。これにより、高精度の工具交換が可能になります。

ISO P（鉄系）被削材のスペシャリストであるMD340コーンフィットカッタは、技術的に特に注目すべき製品です。39°/41°の可変螺旋がビビリ使用を低減し、スムーズな動作と工具寿命を大幅に向上させます。z4 フライスカッターは、直径 10 ～ 20 mm の範囲で、コーナー R [mm] 付きと R [mm] 無しがあります。現在の目玉であるMD340、MC430、MC500（いずれもWJ30TP付き）、および内部冷却コーティング付き（WJ30RA）のMD070に加え、改訂されたWalter ConeFitプログラムには、その他のフライスカッターも含まれます。 高出力、再研磨可能なミーリングヘッドの幅広いレパートリーは、1つのアダプターで様々なミーリングヘッドを使用できるフレキシビリティの高さによって補完されています。フライスカッターの交換は数秒で行え、段取り替えやダウンタイムを最小限に抑えます。このように、部品加工、エネルギー産業、自動車産業などの用途では、注文が簡単で、持続可能で高出力マシンという、経済的にも技術的にも納得のいくソリューションが提供されます。