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スキャナー搭載型トータルステーションに日本限定バージョンが登場

ライカジオシステムズが提供する日本限定バージョン「Leica Nova MS60JP」は、一台ですべての測量作業が行えます。

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スキャナー搭載型トータルステーションに日本限定バージョンが登場

Hexagon グループの計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社は、トータルステーションにスキャナー機能を搭載した「Leica Nova MS60」(以下、MS60)の日本限定バージョン「Leica Nova MS60JP」 (以下、MS60JP)について、本日より販売開始することを発表しました。MS60JPは、Leica Nova MS60をもっと身近に様々な現場で対応いただけるよう日本の汎用精度に合わせて改良した日本限定バージョンです。高速レーザースキャン機能、GNSSセンサーとの接続機能、デジタルイメージングを組み合わせる事により、測量作業を新たな次元へ引き上げます。

2015年に販売を開始したMS60は、世界で初めてスキャナー機能とトータルステーションの機能が合体し、3次元点群データと設計データを重ねて表示することで出来形管理を迅速におこなえる測量機器として、国内外で高い評価を得ました。

最高精度を有すMS60は公共測量用途に適していますが、要求される作業精度に対応した選択肢を増やしてほしいとのお客様の声を反映させ、MS60JPを新たに発表しました。MS60JPは、毎秒最大30,000点を計測できる非常に高速なスキャン速度をはじめとし、用途に合わせたエリアの定義方法の拡張や、天頂方向のスキャンアルゴリズムの改善など、従来のスキャニング機能を受け継いでいます。またMS60JPにはボタンを押すだけで自動的に器械高を計測する独自のAutoHeight(オートハイト)機能も搭載されているため、測量を開始するまでの作業時間を短縮し、人為的な器械高の入力ミス防ぐことができます。計測者はMS60JPの「表面検査」アプリを使用し、取得した点群データから面の凹凸分析や出来形確認を実行し、現場で直接出来形評価を行うことができます。

1つの機器で高スピード、汎用性、高品質を実現
オールインワン機器であるMS60JPのテクノロジーとピエゾドライブを組み合わせることで、作業をスムーズかつスピーディーに進められ、業務効率の大幅アップを実現できます。MS60JPは技術の進化を追求したトータルステーションであり、高度なデジタルイメージング、スキャン機能、GNSSセンサー接続機能を搭載しています。Leica Captivateフィールドソフトウェアを使用すると、すべての計測データとスキャンデータを3Dで視覚化し、データの品質と進捗を確認できます。MS60JPユーザーは、すべてのデータをシームレスにLeica Infinityソフトウェアに転送して、データの品質チェックを管理、処理、分析、および実行できます。MS60JPを使用することで、ユーザーがプロジェクトを計画通り実施することが可能となり、費用を削減することに寄与し、さらに現場作業の柔軟性を高めます。


スキャナー搭載型トータルステーションに日本限定バージョンが登場

【MS60JPの特徴】
  • 毎秒最大30,000点の計測ができる高速スキャナーを搭載
  • デジタルイメージングとGNSSセンサー接続機能も搭載されているので、活用できる場が多数
  • 人為的な高さの入力ミスを防止できるAutoHeight(オートハイト)機能を搭載しているため、測量を開始するまでの作業時間を短縮
  • 「表面検査」アプリを使用し、取得した点群データから面の凹凸分析や出来形確認を実行し、現場で直接出来形評価を行うことが可能
尚、9月5日(金)にMS60のユーザー事例を中心としたMS60/MS60JPに関するWebセミナーを開催いたします。Webセミナーへの参加方法や詳細については以下をご参照ください。

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