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超コンパクトでリーズナブルな3D レーザースキャナーの受注を開始
ライカジオシステムズは、3Dレーザースキャナー「Leica BLK360 SE」を発売。品質を維持しつつ機能を簡略化し、より手頃な価格で提供します。
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Hexagon グループの計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:城戸 良行)は、「Leica BLK360 SE」(以下、BLK360 SE)について、本日より販売開始することを発表しました。BLK360 SEは、超高速&高性能でコンパクトな3Dレーザースキャナー「Leica BLK360 G2」をより身近に様々な現場で対応いただけるよう、点群と写真の品質をそのままに、計測スピードとVIS機能をカットして導入しやすい価格にした新製品です。
BLK360 SEは、世界各国で多数の賞に輝いたLeica BLKシリーズの革新的な機能を継承し、写真のようにリアルで正確なスキャンデータを取得することができます。ボタン1つで操作できるシンプルさと軽量設計で、測量の専門家だけでなく、初めてのユーザーでも簡単に使用できます。BLK360 SEの特徴である低価格、携帯性、使いやすさにより、ユーザーは新しい産業や市場でリアリティキャプチャーを活用することが可能になります。
今日、様々な業界において正確なリアルタイムのデータ収集が求められています。新しいBLK360 SEは、デジタル建設や建物の生涯にわたるモニタリングなど、最新技術によるスキャンを必要とするあらゆる用途に最適なレーザースキャナーです。ユーザーは、どのような環境でも素早く設置することができ、中断することなくデータを取得、さらにデータ取得中にリアルタイムにデータの確認や共有を行うことが可能です。そして最新状態のデジタルツインデータに対してもリアルタイムアクセスが可能となります。
BLK360 SEは、デジタル世界と現実世界をリアルタイムで融合させることでスマートデジタルリアリティ(スマートXR)を創造するための基礎を形成します。業界スタンダードなワークフローが使用でき、測量器としての運用も可能です。ターゲットにも対応しています。
リアリティキャプチャーを導入することにより、時間の節約だけでなく、人的ミスを排除して全体の安全性を向上させ、無駄を省くことができます。リアリティキャプチャーがあらゆる産業からのニーズに応え、取得したデータの可用性を維持できれば、誰にとっても有益になることでしょう。BLK360 SEは、公共計画、建築、建設、環境、メディア、エンターテインメントなど、さまざまな用途でリアリティキャプチャーの活用を実現するための重要なツールとして、その可能性は無限大です。
【BLK360 SE の特徴】
- ボタン1つ、またはタブレットで操作できるシンプルさ。
- クラス最高のハイダイナミックレンジ(HDR)パノラマ画像と、必要十分な毎秒最大340,000点をキャプチャするLiDAR技術を搭載。
- 高さ 155 mm、直径 80 mm、重量0.75 kg(0.85 kg バッテリー含む)という業界最小、最軽量。
- USB-CポートとWLANで高速かつ安定したデータ転送を実現。