ABB、最先端のエネルギー効率技術を発表
ABBは、7月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催されるTECHNO-FRONTIER 2025において、IE5 SynRMモータとEC Titanium™モータを発表し、HVACおよび産業用省エネソリューションを展示します。
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ABBは、メカトロニクス、エレクトロニクスにおけるアジア最大級の展示会である、TECHNO-FRONTIER 2025のモータ技術展に出展します。TECHNO-FRONTIER 2025は2025年7月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイトで開催されます。
ブースでは、エネルギー効率のベンチマークであるIE5規格を上回る同期リラクタンス (SynRM) モータおよびEC Titanium™ モータを中心に、最先端のエネルギー効率化ソリューションと革新的なモータ技術を紹介します。これらのモータは、エネルギー消費とCO2排出量を大幅に削減し、エネルギー転換において重要な役割を果たしています。
ABBは最近の白書において、グローバルな産業部門が直面する課題の規模を明確にし、エネルギー需要の増加に対応しつつ、エネルギー安定化と適正価格の確保を強化し、産業競争力を向上させる上で、産業のエネルギー効率化が果たす重要な役割を強調しました。
今日、世界の電力の45%は電気モータによって、あらゆる産業、商業ビル、さらには家庭でも見られるアプリケーションにおいて、運動エネルギーに変換されています。現在稼働中の3億台以上の産業用電気モータ駆動システムを、最適化された高効率システムに置き換えた場合、世界の電力消費量は最大10%削減できると推定されています。
「モータは、まさに産業の要であり、あらゆる場所で活躍しています。たとえば、食料品を冷蔵、冷凍するためのコンプレッサ、水を供給するポンプ、快適な室内環境を維持する HVAC(空調) システムなど、多岐にわたる場面でモータが使われています。しかし、実際には多くのモータ駆動システムは依然として非効率的なままであり、膨大なエネルギーを無駄にしています」と、ABB株式会社モーション事業本部IEC LVモータ&NEMAモータ事業部 事業部長である高橋優介は述べています。
「当社の IE5ウルトラプレミアム効率SynRM は、インバータとの組み合わせによって、運転性能の最適化やメンテナンスの負担の軽減のメリットを提供できます。IE5 SynRMは、IE3 誘導モータに比べて最大40％のエネルギーロス削減が可能であり 、ポンプにも電力系統にもより優しいソリューションです」
ABBのブースでは、モータ技術の画期的な進歩であるEC Titanium™ も展示されます。インバータとシームレスに連携するように設計されたEC Titanium™ は、エネルギー管理と持続可能性に最適化されており、ファン、ポンプ、ブロワ、コンプレッサ、真空ポンプ、HVACシステムなど、幅広い用途に最適です。
ABBブース詳細
ブース位置：西1ホール 1-T17
展示製品：
- IE5 SynRM
- EC Titanium™ IE5+ インバータ一体型モータ
- HVAC(空調)ソリューション
1. 冷却塔ダイレクトドライブモータ CTDD 模型
2.インバータ搭載アウターロータ同期ブラシレスECモータ ERH'
3.低高調波インバータ ACx580-31
- スマートセンサ
- インバータvs直入れ電源比較デモ
- 高圧モータおよび発電機ソリューション
ブース内プレゼンテーション：
ABBはブース内プレゼンテーションを実施します。
10:20、11:10、13:00、13:40、14:20、15:00、15:40の合計7回、各日実施予定で、テーマは下記4つです。
- IE5モータによるエネルギー効率化
- 高圧ソリューション：高効率同期モータ、同期調相機について
- HVAC(空調)向け革新的技術
- 高出力×省スペースの最適解：HDP、PRMACの提案
TECHNO-FRONTIER 2025における、ABBの展示ソリューションおよび詳細については、こちらをご覧ください。
来場事前登録はこちらよりお願いいたします。
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