キーサイト、電波法に対応した330 GHzまでのテラヘルツ帯の試験サービスを提供し、6Gの研究開発を支援へ

東京、2024年2月20日発 – キーサイト・テクノロジー株式会社（代表取締役社長：チェ ジュン、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、日本国内の電波法に対応する110 GHzから330 GHzまでのテラヘルツ帯確認試験サービスの提供を開始します。

• 電波法に対応した110 GHzから330 GHzまでのテラヘルツ帯周波数の確認試験サービスを業界で初めて提供
• 確認試験サービスにより、電波法に則ったテラヘルツ帯周波数の利用で必要となる測定器等の補正値の試験データおよび証明書の入手が可能

大容量・高速通信に対応するために、6Gでは100 GHzを超えるテラヘルツ帯周波数を使用した通信が検討されており、国内外で研究開発が進められ始めています。しかし、お客様が使用するテラヘルツ帯周波数の測定器等は、キーサイトをはじめとする指定較正機関での較正を行うことができませんでした。総務省は、Beyond5G/６Gの研究開発を支援するために、電波法における高周波数帯の利用に関する特例措置を制定しました。

キーサイトが業界初となる“テラヘルツ帯　電波法対応　確認試験サービス”の提供を開始することで、お客様は特例措置を利用する際に必要な測定器等の補正値の試験データおよび証明書を入手できます。これにより、お客様は電波法に則ったテラヘルツ帯周波数の利用手続きを簡素化し、研究開発を加速できます。

• テラヘルツ帯　電波法対応　確認試験サービス
• 対象機器：高周波電力計、スペクトル分析器
• 周波数範囲：110 GHz から 330 GHz
• 提供物：補正値の試験データおよび証明書

キーサイト・サービスセンターについて
キーサイトの計測器の修理および校正の拠点であるサービスセンターでは、2500機種を超える製品の校正と2000以上の修理に対応しています。また、民間企業として初めて2012年に電波法の指定較正機関として総務大臣から指定されています。

www.keysight.com

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