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Schneider Electric News

シュナイダーエレクトリック、半導体サプライチェーンの脱炭素化を目指すCatalyzeプログラムにGoogle、ASM、HPが参加したことを発表

シュナイダーエレクトリックは、半導体バリューチェーンとITサプライチェーン全体で再生可能エネルギーの利用を加速することを目的としたプログラム、Catalyzeの立ち上げを発表した。 Google、ASM、HP が新たなグローバル スポンサーとして参加したことを発表しました。

シュナイダーエレクトリック、半導体サプライチェーンの脱炭素化を目指すCatalyzeプログラムにGoogle、ASM、HPが参加したことを発表

業界全体でサプライチェーンの炭素排出量に対処することを目的として、主要な半導体およびテクノロジー業界のリーダーが横断的に協力する初の試みであるCatalyzeは、インテルとアプライド マテリアルズをスポンサーとして、今年7月に立ち上げの発表を行いました。今回さらに大規模なテクノロジー企業3社が創設のスポンサーとして加わったという発表は、ドバイで開催中のCOP28 国連気候変動枠組条約締約国会議 と同じタイミングでのアナウンスとなりました。

Catalyze は、半導体業界の全エコシステムのサプライヤーが、そのバリューチェーンを再生可能エネルギー源に移行するために協力することを後押しするものです。 参加企業は脱炭素化への取り組みを誓約するとともに、コホートとしての購買力によって再生可能エネルギーを調達し、業界全体でのアクションをとることを目指しています。

バリューチェーン内のエネルギー転換は欠かすことができません。SEMI半導体気候関連コンソーシアムによる最近の調査では、2021年の半導体業界のCO2排出量は5億トンに相当し、そのうち16%がサプライチェーンから発生しています。サプライヤーを低炭素エネルギー源へ移行し、電化など他の脱炭素化に向けた活動をサポートすることで、業界のスコープ3排出量全体に大きなインパクトをもたらすことができます。

Catalyzeプログラムは、以下を目指します。

  • 半導体バリューチェーン全体のエネルギー購買力を統合し、再生可能エネルギープロジェクトの展開を加速
  • 単独では購買能力を持たないサプライヤーに、事業規模の電力購入契約 (PPA) の市場に参加する機会を提供
  • Catalyzeプログラムのスポンサー企業のサプライヤーとなるあらゆる企業が、IT供給網のランドスケープに参加できるよう支援
  • 半導体バリューチェーンが機能している特定地域において再生可能エネルギー活用に関する認知を広げ導入を拡大
  • 教育およびデジタル技術プラットフォームを通じ、サプライチェーンの脱炭素化に向けた測定可能なアクションを推進

Catalyzeプログラムについて、更に詳しくはWebページをご参考ください。

www.se.com

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