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Leica Geosystems News

ライカジオシステムズがロボット搭載型自律レーザースキャナーの受注を開始

新製品「Leica BLK ARC」は移動ロボットに搭載され、複雑で危険な環境でも自律型デジタルツインを実現します。

ライカジオシステムズがロボット搭載型自律レーザースキャナーの受注を開始

計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社は、全く新しいロボット搭載型自律レーザースキャナー Leica BLK ARC (以下BLK ARC)について、本日から日本国内で受注開始することを発表しました。この製品は、ロボットキャリアに組み込むことで、人間の介入を最低限、あるいは全く必要としない自律した移動型レーザースキャンを可能にします。

BLK ARCは、ロボットやその他のキャリアプラットフォームのナビゲーションを改善し、完全自律型の移動レーザースキャニングを実現するために特別に作られたレーザースキャニングセンサーです。その速度、精度、汎用性をロボットと組み合わせることで、BLK ARCは、ユーザーの介入を最小限に抑えながら、変化する環境の正確な3D点群やパノラマ画像を安全かつ繰り返し取得でき、自律型ソリューションへの高まる需要に応えます。

BLK ARC は、Hexagonのクラウドベースの可視化プラットフォームであるHxDRに直接接続し、現場からの即時データアップロード、AI対応のクラウド処理、撮影データの保存により、必要な人に目的に応じたスマートデジタルリアリティを即時に提供することができます。

BLK ARC の最初の搭載ロボットはボストンダイナミクス社の Spot ですが、他の自律型ロボットキャリアとも容易に統合することができます。BLK ARC は、自律型リアリティキャプチャー技術でロボットキャリアのナビゲーションを強化し、ロボット用に設計された完全自律型モバイルレーザースキャンを実現します。ロボットキャリアは BLK ARC を現場へ運び、BLK ARC はロボットキャリアのナビゲーションを向上させながら3Dデータを取得します。これにより、ロボットキャリアの自律性を高め、正確なレーザースキャンとナビゲーションを実現し、ロボットが移動できる範囲であれば、安全に3Dモデルを構築することができます。

BLK ARC の特徴
  • ユーザーの介入を最小限に抑え、自律的にスキャンを実行
  • ボストンダイナミクス社の Spot には標準パッケージで簡単に取り付けることができ、Spot のセンサーと一体化
  • 3D デジタルツインを作成するために 3D 点群を取得しながら、ロボットのナビゲーションを改善
  • 同一のスキャンプロジェクトの中で、移動スキャンと静止スキャンを行うことが可能
  • プロジェクトの進捗状況や現場の状況を把握するため、自律的にスキャンを繰り返すことが可能
  • GrandSLAM 技術を使用: LiDAR SLAM、Visual SLAM、IMU を搭載し、複雑な環境下でのリアリティキャプチャと自律的なナビゲーションを実現

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