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HMS Industrial Networks AB

EtherCATでの機能安全にはIxxat Safe T100/FSoEをご活用ください。

HMS Networks社は、FSoE(Functional Safety over EtherCAT)のための安全I/Oを実装できるIxxat SafeT100モジュールの新バージョンをリリースしました。これまではPROFIsafeとCIP Safetyをサポートしていましたが、この新バージョンによってETG 5100 V1.2.0に準拠した安全I/Oにも対応できるようになりました。

EtherCATでの機能安全にはIxxat Safe T100/FSoEをご活用ください。

Ixxat® Safe T100は、SIL 3およびPLe Cat.4までのアプリケーションにおいて、機器や機械のメーカーが任意に構成可能な安全入出力を実装できるオールインワンの安全ソリューションです。

Safe T100は、HMS NetworksのAnybus® CompactComと連携して動作するように設計されています。Anybus CompactComがEtherCATネットワークとの標準的な非安全通信を処理する一方で、Safe T100は―今回の新モジュールの場合はFSoEを介して―安全通信を処理します。

Ixxat Safe T100には安全プロトコルとアプリケーション層が完全に実装されていますので、機器/機械メーカーはそれぞれの製品に機器/機械メーカーはそれぞれの製品を迅速に機能安全に対応させることができます。このIxxat Safe T100の代表的なアプリケーションとしては、ドライブやロボット、プロセスコントローラなどのオートメーション機器の緊急停止機能が挙げられます。

事前認証/適合性試験済みのソリューション
Ixxat Safe T100ソリューションは、TÜV Rheinland社による事前認証を受けており、FSoE規格ETG 5100 V1.2.0の適合がETGテストラボで確認されています。そのため、メーカーにとって、安全機器やシステムを実現する際の開発期間やコスト、リスクを大幅に削減できるというメリットがあります。

Ixxat T100はAnybus CompactComと連携して動作するため、エンドユーザーは、1つの通信インターフェースで、安全機能と非安全機能の両方を制御することができます。したがって、産業用オートメーションシステム全体の構成とプロジェクトプランニングが大幅に簡素化されます。

主な技術的特長
Ixxat Safe T100モジュールは、外部配線エラーを検出できるデュアルチャネル入力を3つ、デュアルチャネル出力を1つ備えています。この入力と出力はすべて24V信号で動作します。

ネットワークステータスLEDの制御や安全コンフィギュレーションデータの送信など、FSoEを使用するためにEtherCAT レイヤ側で必要になるすべてのサービスとプロセスデータインターフェースは、Anybus CompactComモジュールで利用できます。

追加の安全機能として、Anybus CompactComモジュールとIxxat Safe T100/FSoEの間のインターフェースはガルバニック絶縁されています。そのほか、内部安全機能として温度モニタリングや安全状態へのシャットダウンの機能が組み込まれており、チャンネル単位のエラー送信/エラー処理機能も備えています。

FSoE・PROFIsafe・CIP Safetyのための拡張可能なコンセプト
非安全なAnybus CompactComと安全なIxxat Safe T100モジュールの間の内部通信は、“ブラックチャネル”原理に従って行われます。このように安全通信層と非安全通信層が明確に分離されているため、お客様はFSoE・PROFIsafe・CIP Safetyという主要な3つの安全プロトコルを1つのハードウェア設計でサポートすることができ、ソリューションの拡張性と効率をさらに向上させることが可能です。

カスタムな実装やOEMソリューションにもお応えします
総合的な実装ガイドラインとユーザードキュメントにより、Safe T100モジュールは機器/機械メーカーの皆様が自ら実装することができます。加えてHMSは、実装/移植サービスや認証サービスを通じてお客様をサポートしています。(HMSドイツ拠点にて対応)

また、フォームファクターやコネクタ、I/Oチャネル数など特殊な仕様に応えるため、HMSではお客様専用バージョンのIxxat Safe T100を開発することも可能です。

Ixxat Safeはさらに
たとえば安全エンコーダ内のスペースが限られている、あるいは既存の安全ハードウェアのために設計の自由度が制限されているなど、Safe T100を組み込むことができないアプリケーションに対して、HMSはFSoE(Functional Safety over EtherCAT)、CIP Safety over EtherNet/IP、CIP Safety over Sercos用のプロトコルスタックも提供しており、いずれもTÜV社による事前認証を取得しています。

新しいIxxat Safe T100/FSoEについて詳しくはwww.ixxat.com/safeをご覧ください。



EtherCATでの機能安全にはIxxat Safe T100/FSoEをご活用ください。

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