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Rohm Semiconductors News

ローム、GANデバイス向け「超高速駆動制御」IC技術を開発

GaNデバイスと制御ICの組み合わせで電源アプリケーションの省エネ化や小型化に貢献。

ローム、GANデバイス向け「超高速駆動制御」IC技術を開発

ローム株式会社は、GaNデバイスなど高速スイッチングデバイスの性能を最大限引き出す超高速駆動制御IC技術を確立しました。

近年、GaNデバイスは高速スイッチングの特性優位性から採用の広がりを見せる一方で、その駆動を指示する役割を担う制御ICの高速化が課題となっていました。

こうした中、ロームは、電源ICで培った超高速パルス制御技術「Nano Pulse Control™」を更に進化させ、制御パルス幅を従来の9nsから業界最高となる2nsまで大幅に向上することに成功。同技術を制御ICに搭載することで、GaNデバイスが持つ性能を最大限まで引き出す超高速駆動制御IC技術の確立に成功しました。

ロームでは現在、この技術を用いたコントロールICの製品化に取り組んでおり、2023年後半に100V入力1ch DC-DCコントローラのサンプル出荷を予定しています。ロームのGaNデバイス「EcoGaN™シリーズ」などと組み合わせることで、基地局やデータセンター、FA機器、ドローンなど様々なアプリケーションの大幅な省エネ化や小型化に貢献します。

ロームは今後も得意とするアナログ技術を中心にアプリケーションの使いやすさを追求し、社会課題を解決する製品開発を進めていきます。

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