www.engineering-japan.com
HMS Industrial Networks AB

HMS、3,000,000台目のAnybusモジュールをボッシュ・レックスロス社に納入

HMSインダストリアルネットワークスは、300万台目のAnybusモジュールをボッシュ・レックスロス社に納入しました。ボッシュ・レックスロス社は、Anybusモジュールを用いて、主に溶接と締付機向けの制御装置を自動化技術に使用される様々な制御システムに接続しています。

HMS、3,000,000台目のAnybusモジュールをボッシュ・レックスロス社に納入
Anybus組み込み製品は、フィールドバスや産業用Ethernetに接続するための交換可能な通信モジュールです。モジュールは、主要なネットワーク規格の複数ネットワークへの対応を実現します。

ボッシュ・レックスロス社とHMSの長きにわたる協力関係
ボッシュ・レックスロス社とHMSは、10年以上にわたり、互いに協力して成功を収めてきました。ボッシュ・レックスロス社の締付及び溶接システムのエンジニアリング担当取締役Harald Lukosz氏は、Anybusを選んだ理由を次のように説明しています。「当社がAnybusを選んだのには2つの理由があります。第一に、非常にコンパクトで統合が容易なこと。第二に、Anybusが内に秘めたテクノロジーです」。

HMSインダストリアルネットワークスCEOのStaffan Dahlströmは、次のように話しています。「Anybus通信モジュールは、ボッシュ・レックスロス社がその溶接・締付機用制御装置に必要とする、すべての主要なフィールドバスと産業用Ethernetをサポートしており、自動化技術に用いる様々な制御システムに接続することが可能なのです」。

コンパクトかつ省エネ
ボッシュ・レックスロス社も採用するAnybus CompactCom通信モジュールは、電力消費がごくわずかであり、非常にコンパクト(5.2×5.2 cm)です。さらに、この通信モジュールは、現在普及している主要ネットワーク規格に対し極めて信頼性の高い接続性を提供します。標準化されたハードウェアおよびソフトウェアにより、同モジュールは容易に交換可能です。つまり、モジュールを交換するだけで、どんなネットワークにも接続できます。

Anybusの歩み
Anybusモジュールが初めて開発されたのは1994年です。当時、フィールドバスの数が急速に拡大しており、ほとんどすべての産業用ネットワークにアクセスできるというAnybusのコンセプトは、画期的なイノベーションでした。現在では300万個のAnybusモジュールがフィールドに取り付けられています。このAnybusコンセプトがもたらすマルチネットワーク対応能力が、今なお、お客様の大きな力となっています。

「最初のAnybusモジュール100万個出荷するのに10年以上を要しました」と、Staffan Dahlströmは振り返ります。「しかし、次の100万個には5年でした。最後の100万個はわずか2年でした。このことから、Anybus モジュール500万個に到達するのにそう長くはかからないと言ってもよいのではないでしょうか」と述べています。

写真:
HMSインダストリアルネットワークスCEOのStaffan Dahlström(左)が、300万個目のAnybusモジュールをボッシュ・レックスロス社の溶接・締結エンジニアリング部門トップHarald Lukosz氏(右)に手渡したところ。

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)