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MAYR

次世代キャッピングヘッドが登場

ボトリング工場向けの新しいROBA®キャッピングヘッド ― ほとんど摩耗が無く、メンテナンスフリ ーに使える

次世代キャッピングヘッドが登場
図:マイヤー・パワートランスミッション

耐摩耗性の極めて高い新ROBA®キャッピングヘッドは、プラスチック/ステンレス鋼の直動案内を備え、
運用・保守コストをまったく最小限にまで低減します。

防錆仕様のROBA®キャッピングヘッドは、一定で衝撃の無いトルクによって、最高の精密
さと繰り返し精度でプラスチック製スクリューキャップをねじ込みます。マイヤー・パワートランスミッション(mayr® power transmission)が新開発したこの次世代キャッピングヘッドは、極めて高い耐摩耗性をもち、メンテナンスがほとんど不要です。そのため、ダウンタイムを最小化でき、工場の稼働率は最大化します。
 
こんな経験はありませんか。プラスチックボトルのキャップが固くて開けるのに四苦八苦するとか、結局、工具を使わないと開けられないといった問題です。こうした問題を防ぐには、ボトリング工場でキャップを取り付けるキャッピングヘッドが、決まったトルクで締め付け、精密かつ高い繰り返し精度で動作しなければなりません。
防錆仕様のROBA®キャッピングヘッド(ヒステリシス式クラッチ・キャッピングヘッド)は、飲料品を
始め、医薬品や化粧品業界で長くその真価を実証してきました。このたび、マイヤーはこのキャッピングヘッドの新世代製品を開発し、従来からのメンテナンスが容易な設計に対し、その完成度をさらに高めました。新しいプラスチック/ステンレス鋼製の直動案内が極めて高い耐摩耗性を備え、製品の全寿命にわたる潤滑を実現しています。しがたって、運用・保守コストをまったく最小限にまで低減できます。1年に一度の簡単な目視検査で十分です。そのうえ、さらに優れているのは、他社のキャッピングヘッドと違い、検査にメーカーのサービス・スタッフを必要としません。検査は、工場の従業員の皆様ご自身で行えます。キャッピングヘッド上部は工具を使わず簡単かつ素早く分解可能です。そのため、システムの停止時間が大幅に減り、工場の稼働率と生産性は確実に高まります。

非接触のヒステリシス式クラッチ技術
ROBA®キャッピングヘッドは、そのヒステリシス技術によって、非接触で摩耗の無いルク伝達を
実現するだけでなく、低衝撃性と低振動性をも備え、工場の稼働寿命を確実に延ばします。また、このキャッピングヘッドは、±2%と高いトルクの繰り返し精度も特徴です。その一定かつ衝撃の無い締め込みトル
クから、あらかじめネジ成形したプラスチック製スクリューキャップには最適な製品となっています。とりわけ、こうしたタスクには、スリップ動作時にトルクが断続する永久磁石カップリングよりも優れ
ています。
断続的トルクは、スクリューキャップをいわば“打ち付ける”かたちになり、開栓を困難にしてしま
うからです。
しかし、ROBA®キャッピングヘッドでは、トルク閾値を簡単かつ連続的に調整でき、その設定値は目
盛から直接読み取ることができます。さらに、このキャッピングヘッドは密閉構造であるため、ゴミや摩耗作用をもつ介在物への耐性も備えています。加えて、お客様の仕様に応じて押圧も簡単に調整することが可能です。
 
次世代キャッピングヘッドが登場

図:マイヤー・パワートランスミッション


ヨーグルト飲料のボトリング工場で活躍するROBA®キャッピングヘッド。このキャッピングヘッドは
、その一定で衝撃の無いスリップトルクによって、永久磁石式キャッピングヘッドよりもプラスチック製ボトルに適したものとなっています。

 

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