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接合温度定格150 °Cに拡張し用途の幅を広げたバイポーラートランジスターとスイッチングダイオード

当社は、65製品のバイポーラートランジスターおよびスイッチングダイオードの接合温度定格を125 °Cから150 °Cへ拡張しました。これにより、用途の幅が広がり、さらに熱設計がしやすくなります。

接合温度定格150 °Cに拡張し用途の幅を広げたバイポーラートランジスターとスイッチングダイオード

電源などに使用する電子部品は、高い周囲温度で使用されるため、使用温度範囲の拡大が求められています。この要求に対して、汎用小信号デバイスの接合温度定格を拡張しています。これまでにMOSFET、抵抗内蔵型トランジスター (デジタルトランジスタ)、TVSダイオード (ESD保護ダイオード) の接合温度定格を150 °Cに拡張してきました。今回の拡張により当社ディスクリート半導体製品はより幅広い用途で選択しやすくなります。

今回の拡張製品は、7種類[注1]の小型パッケージ搭載バイポーラートランジスター30製品と10種類[注2]の小型パッケージ搭載スイッチングダイオード35製品です。従来の接合温度定格125 °C製品から品番の変更はありません。

なお、今回の対応は、接合温度定格150 °Cのデーターシートで納入仕様書を取り交わしたお客様が対象となります。詳細は当社営業担当にお問い合わせください。

[注1] 対象パッケージ : S-Mini (SOT-346)、USM (SOT-323)、SSM (SOT-416)、SM6 (SOT-26)、US6 (SOT-363)、SMV (SOT-25)、USV (SOT-353)

[注2] 対象パッケージ : SM6 (SOT-26)、US6 (SOT-363)、SMV (SOT-25)、SMQ (SOT-24)、USQ (SOT-343)、S-Mini (SOT-346)、USM (SOT-323)、SSM (SOT-416)、USC (SOD-323)、ESC (SOD-523)

特長

  • 接合温度定格を125 °Cから150 °Cに拡張

用途

  • 電源、産業機器など[注3]

[注3] 車載用途についてはお問い合わせください。

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