新しいAnybus CompactCom 40シリーズは、要求が厳しく高い性能が求められる産業用機器でもマルチネットワークな接続を可能にします。

Anybus CompactComシリーズは、HMSインダストリアルネットワークスの組込み通信ソリューションです。同シリーズは、10年以上にわたり、あらゆるフィールドバスや産業用イーサネットへの接続機能をオートメーション機器にご提供してきました。

確かな実績をもとに
すでに発売中のAnybus CompactCom 30シリーズ(Anybus NP30ネットワーク・プロセッサベース)は、世界中で数百万台ものオートメーション機器やシステムに組み込まれてきました。このシリーズは、ACドライブや計量器、バルブ、バーコードスキャナ、センサ、HMI等の一般的なオートメーションに適しています。

一方、新しいCompactCom 40シリーズは、HMSのAnybus NP40ネットワーク・プロセッサをベースとし、とりわけフィールドバスやリアルタイムなイーサネット接続を要するアプリケーションに適しています。機器とリアルタイム・ネットワーク間が “ゼロ遅延(zero delay)”に近づ高速ネットワーク・サイクルや同期性能が求められるサーボドライブ・システムなどの高性能アプリケーションにです。

CompactCom 40シリーズは、今後、すべての主要な産業用ネットワークをサポート、2014年4月発売回製品として、EtherCAT、POWERLINK、EtherNet/IP、PROFINET、PROFIBUSへの接。

同じハードウェアであらゆるネットワークに対応
すべてのCompactComソリューションと同様に、40シリーズも、従来のフィールドバスに加え産業用イーサネットといった全タイプの産業用ネットワークに対応しています。機器メーカの皆様はCompactComを採用すれば、開発プロジェクト、あらゆるネットワークが利用できるようになります。その開発にあたっては、お客様は包括的なAnybusインターフェイス(ハードウェア/ソフトウェア)を組み込むだけです。これにより、どのCompactCom 40シリーズ製品でも接続でき、産業用ネットワークへの接続が即座に。

CompactCom 40シリーズは、フレキシビリティをさらにもっと高い水準へと押し上げます。これは、同シリーズが数種のイーサネット・ネットワークをサポートする再プログラム可能な共通ハードウェアを用いているためです。たとえば、CompactCom 40シリーズのイーサネット・ハードウェアを産業用機器に組み込み、のファームウェアをダウンロードするだけで、お望みのネットワーク(POWERLINK、EtherNet/IP、PROFINET IRT、EtherCATなど)に接続することが可能です。

3の組込み形態 ― チップ、ブリック、モジュール

Anybus CompactComでは3の組込み形態をご用意して、オートメーション機器への様々なハードウェア組込みレベルに応えています。

CompactComチップ：お客様の基盤設計に組み込むための、シングルチップの完全なネットワーク接続ソリューション。

CompactComブリック：スペースが限られている、あるいはネットワーク・コネクタをご自身で選択されたいお客様に最適。

CompactComモジュール：最短で市場投入できる交換可能な完全装備の通信モジュール。

「Anybus CompactCom 40シリーズにより、当社は、一般的なオートメーション機器と高性能アプリケーションのいずれにも適した完全な通信ソリューションをご提供できるようになりました。お客様は、要求の厳しいアプリケーションに必要な性能と精度を実現できます。さらに、新しいファームウェアをダウンロードするだけで様々なネットワークに対応できるというフレキシビリティも得られます」と、HMSの組込み製品ライン・マネージャLeif Malmbergは話しています。

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