www.engineering-japan.com
EPLAN

EPLAN Partner Networkがスタート

2020年年末にかけてEPLANは新たなパートナー企業ネットワークを構築し、世界的な提携パートナーの専門性を総合して、お客様のメリット向上を図りました。このEPLAN Partner Network(EPN)では、バリューチェーンに沿った統合を力強く促進するという共通の一致した目標を定めています。とりわけPLMやERP、PLC、さらにはシミュレーションの分野において、こうした連携や統合が広がることで、ユーザーの利便性が高まります。各メーカー間の緊密な相互連携を通じて、市場で利用されている多数のシステムの統合をお客様がもっと簡単に行えるようにします。

EPLAN Partner Networkがスタート
Eplan Partner Network.jpg:EPLAN Partner Network(EPN)は、明確な開発目標をもとに提携パートナーの専門技術を総合的にご提供します。

2021年1月11日付、ドイツ・モーンハイム発 ― 新たな年の始まりに合わせて、エンジニアリング・ソリューション・プロバイダのEPLANはEPLAN Partner Network(EPN)を発足させました。従来からの提携のほかに新たなパートナーシップを加え、共同開発や市場をつなぐの枠組みを提供します。このEPNパートナーシップは、“つながり”の強化やサポート拡大をはかるという共通の一致した目標を基盤としています。お客様の利益を高めると同時に品質を向上することがその役割です。

完全な相互利用を通じてメリットを最大限に


EPLAN Partner Networkがスタート
Sebastian Seitz.jpg:「様々なアプリケーションの効果的な相互連携は、お客様にとって特に重要です。そこで当社は、EPNの一環として、統合機能の共同開発に加えて、品質保証とサポート体制に重点を置いていこうと考えています。」と、EPLANのCEOであるSebastian Seitzは話しています。

EPLANのCEOであるSebastian Seitzは次のように説明しています。「当社のお客様はEPLANソフトウェアの他にも、様々なメーカーの多様なソフトウェアアプリケーションを利用してます。ERPやPLM、PLC、シミュレーション環境などは、その例のごく一部に過ぎません。そのため、こうした様々なアプリケーションを効果的に相互利用できることが特に重要になります。そこで当社はEPNの一環として、統合機能の共同開発に加えて、品質保証とサポート体制に重点を置いていこうと考えています。」

統合がすべて

新たなEPLAN Partner Networkを設立した動機について、EPLANの戦略的連携プログラム担当の上級副社長Marco Littoは次のように述べています。「この専門技術のプロフェッショナル企業による連携ネットワークは、エンドユーザーのメリットを組織的に高めます。」 またLittoは、その意欲的な目標についても説明しています。「たとえば、システム間の接続機能を設計開発してテストし、利用してもらいながら、そのサポートまで行う必要があります。それも、少なくとも各企業の自社ソリューションでいつも実現しているのと同等の厳格さと安定性が求められます。これに対して、私どもEPNパートナーが共に協力すれば、まったく新たな水準でお客様中心の取組みが可能になります。」 オープンなインターフェースと最新のインテグレーションによって、パートナー企業自身のメリットはいうまでもなく、様々なソフトウェアソリューションのユーザーにとってメリットとなる幅広い可能性が生まれます。


EPLAN Partner Networkがスタート
Marco Litto.jpg;「この専門技術のプロフェッショナル企業による連携ネットワークは、エンドユーザーのメリットを組織的に高めます。」とEPLANの戦略的連携プログラム担当の上級副社長Marco Littoは説明しています。

有力企業が参加

Bosch Rexroth社やFesto社、三菱電機社、Rockwell Automation社など、オートメーション分野の世界的な大手企業がすでにこの取り組みに参加しています。また部品メーカーとしてB&R 社・Endress+Hauser社・ifm electronic社・Phoenix Contact社・Pilz 社・Rittal社、さらにソフトウェアサービスの提供企業としてconfigit 社・Contact Software社・ encoway社・Gain社・ISD社・ISG社・Keytech社・machineering社・Procad社・Quanos社・SAE社も新しい連携ネットワークに参加します。ドイツ企業だけでなく、国際的な企業が参加に向けて調整を進めており、現在EPLANはそうした多くの企業との協議を行っています。たとえばアジアでは、韓国のUDMTEK社が初めて提携を結んだ企業となりました。その他の企業も参加を決めています。

世界の粋を集めて
Bosch Rexroth社はすでに準備を整えており、EPNに最初からから参加します。同社の営業担当副社長Steffen Winkler氏は次のように説明しています。「自動化ソリューションの設定や正確な機器データの柔軟な提供は、インダストリー4.0にとって欠かせません。当社Bosch RexrothのctrlX Configuratorを使えば、すべてのctrlX AUTOMATIONソリューションの設定を簡単に行えます。この当社のコンフィグレーターをEPLANプラットフォームに直接統合することで、詳細な製品リストやCADデータなどユーザーは設定するシステムトポロジーのすべての機器データをボタン一つで受け取れるようになります。こうした統合により、全デジタル設計プロセスを通じて、完全なデータの一貫性と製品データの再利用性が実現します。」

一方、Rockwell Automation社の米国におけるグローバル事業開発担当副社長Tom O’Reilly氏は次のように述べています。「組織内全体におよぶデータのデジタルスレッドは、当社Connected Enterpriseの力を引き出すうえで重要な要件の一つです。EPLANとともに、当社はデータの一貫性を保ち、設計開発プロセスの効率を高め、市場投入までの時間を短縮可能とすることで、企業の皆様のデジタル・トランスフォーメーションをサポートします。」

また韓国UDMTEK社のCEOであるGi Nam Wang氏も、前向きな参加の理由を挙げています。「当社は、EPN を通じてEPLANとの提携することを決め、産業をリードする当社の製品を活性化するとともに、それをEPLANという業界トップレベルのエンジニアリング・プラットフォームに組込みます。世界規模の企業と提携したことを素晴らしい契機として、さらなる成長と革新の新段階に踏み出します。」

EPLANも同様に、ユーザーと企業の皆様に簡単にお使いいただけるよう努めています。当社ウェブサイトのパートナー・ページでは、EPLAN Partner Networkに参加の企業について、その統合に関する情報や最新ニュース、ご質問がある場合の問い合わせ先を合わせてご紹介しています。

最後に

クラウド型ソリューションがいっそう重要な役割を果たすというデジタル・トランスフォーメーションの時代にあって、それぞれのプロバイダが企業を超えて協調的に統合を図ることがますます欠かせないものとなっています。EPLANのCEOであるSeitzは、「EPNを通じて、当社のソリューションだけでなくパートナー企業も合わせて、共通のお客様の産業オートメーションにおけるエコシステムを構築し、その全体的なメリットの最大化を図ります。」と話しています。

より詳しい情報につきましては、www.eplan-software.com/partner/をご覧ください。

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)