www.engineering-japan.com
HMS Industrial Networks AB

スマートなLUAスクリプト処理、双方向 MQTTメッセージ送受信、新しいハードウェアをIxxat® CAN@net NTおよびCANbridgeシリーズに追加

新しいService Pack 2によって、HMS Networks はIxxat® CAN@net NTおよびCANbridgeシリーズの機能を拡張します。これにより、スマートなイベント制御によるネットワークアクションと、クラウドアプリケーションへの汎用で双方向なMQTTメッセージの送受信を追加できるようになりました。さらに、新しいハードウェアとしてCAN@net NT 100がCAN@net NTシリーズに加わり、新たなネットワーク接続性を提供します。

スマートなLUAスクリプト処理、双方向 MQTTメッセージ送受信、新しいハードウェアをIxxat® CAN@net NTおよびCANbridgeシリーズに追加
 Ixxat® CAN@net NTとCANbridge NT製品シリーズは、現場でも遠隔からでもスマートでシームレスなCANベースのネットワーク構築を可能にします。CANbridge NTを使えば、フィルターやトランスレーションルールを用いて、最大4つのCANおよびCAN-FDネットワークを簡単にカップリングできます。ツリー型やスター型トポロジーによりネットワーク配線を簡易化でき、接続された全てのセグメントが絶縁バスインターフェースで保護されます。CAN@net NTシリーズ全製品はEthernetインターフェースも搭載していますので、Ethernetを用いて最大4台のCAN@net NT機器をカップリングすることで、非常に広く分散したネットワークも構築可能です。さらにCAN@net NT製品なら、EthernetやPCを介してCANやCAN-FDネットワークへのリモートアクセスもできます。
 
新しいService Pack 2でCAN@net NTとCANbridgeの機能を強化 
新しいService Pack 2では、「Action Rules(アクションルール)」プログラミングが強化され、全てのCAN@net NTおよびCANbridge製品に対してイベントとアクションを柔軟に定義・実行できます。これらのユーザー定義アクションは、LUAスクリプト処理に基づき、たとえば事前に定義したメッセージ内容やステータス情報をトリガーとすることが可能です。
CAN@net NTシリーズのEthernetインターフェースは、実装済みのMQTTプロトコルを介してクラウドに直接接続できます。Service Pack 2では、双方向のMQTTメッセージ送受信機能が導入されました。これにより、アラームやステータス情報などをモバイル端末に送信できるほか、クラウドからのメッセージを受信して、LUAスクリプトベースの前処理や妥当性のチェック、CANバスへの送信も可能になりました。
 
CAN@net NT 100 ― 新たな接続性
さらにHMSは新しいハードウェアCAN@net NT 100を発売しました。このCAN@net NT 100は、CAN/CAN-FDネットワーク用のD-Sub 9ピンコネクターを備えており、いずれもねじ式端子による既存のCAN@net NT 200およびCAN@net NT 400を補います。CAN@net NT 100は、従来のCAN@net IIの後継モデルです。すでにCAN@net IIをお使いのお客様は、その既存システムでCANnet 100 NTに置き換えることができ、Service Pack 2が提供する新機能をすべて活用いただけます。

新しいService Pack 2の機能とCAN@net NT 100の詳細についてはwww.ixxat.com/bridgesをご覧ください。

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)