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HMS Industrial Networks AB

HMSの新しいAnybus X-ゲートウェイにより、PROFINETへの移行が簡単になりました

HMS社のX-gatewayにPROFINET IRT対応製品がラインアップされました。 新たにラインアップされたAnybus X-gatewayはPROFINET IRT (光ケーブル)⇔PROFIBUS、PROFINET IRT (光ケーブル)⇔CANOpen、 PROFINET IRT (銅ケーブル)⇔ControlNet、 PROFINET IRT (銅ケーブル)⇔EtehrNet IP、PROFINET IRT (銅ケーブル)⇔DeviceNet の5種類の製品です。

HMSの新しいAnybus X-ゲートウェイにより、PROFINETへの移行が簡単になりました
近年、多くの生産設備でPROFINETを代表とする産業用イーサネットの採用が進んでいます。 これらの生産現場では既存のサブシステムや専用自動機などを新しいネットワークの中で活用する必要があります。 既存の設備は古いネットワークで構成されていますが、これらの既存設備を新しいネットワークに取り込む必要があるのです。HMSの Anybus X-gatewayを使用すれば、新しくPROFINETを採用して構成されるシステムに既存の設備を容易に組み入れることができます。

進化するAnybus X-gateway
Anybus X gatewayには以前からPROFINET IOと各フィールドバスに対応するラインアップがありました。 今回はこれらの製品群にPROFINET IRT(光ケーブル)とIRT(銅ケーブル)が加わりました。 PROFINET IRT(光ケーブル)はPROFIBUSとCANOpenへ、PROFINET IRT(銅ケーブル)はControlNet、EtherNet IP、DeviceNetへの変換が可能となりました。

PROFINET導入の可能性が広がります
HMSの製品マネージャー、ニクラス・セランデル(Niklas Selander)は次のように説明します。「PROFINET IRTは、ヨーロッパの大手自動車メーカーの多くが採用しています。とりわけAIDAグループ内では際立つものです。また、市場でもっとも成長著しい産業用Ethernetネットワークの一つでもあります。工場経営者の皆様はAnybus X-ゲートウェイを採用することで、既存の設備を維持しつつ、その設備を容易にPROFINET IRTネットワークに接続できます。このことから、現有機器への投資が最大限に活かされるとともに、PROFINETへの移行も加速します。さらにまた、機械メーカーの皆様にとっても恩恵が見込めます。というのも、このような接続機能を自ら開発する必要はなく、単にAnybus X-ゲートウェイを使って、現有の機械をPROFINET IRTへ接続するだけでよいのです。」

X-gatewayの動作について
新しいAnybus X-gatewaysは、 さまざまな産業用ネットワークと PROFINET IRT間で、I/Oデータのやり取りをします。 また、I/OデータサイズはWindow上の通信ソフト(ハイパーターミナルなど)で簡単に設定できるので、プログラミングは不要です。

X-gatewayのPROFINETインターファイスは、 PROFINET IRTネットワーク上でI/O機器として動作します。 最大220バイトまでの I/Oデータに対応します。 gateway のボーレートは100Mbps(全二重) で、2つの RJ45コネクター(銅ケーブル)または、2つのSC-RJ connectors(光ケーブル)を使用することで、ライン型またはリング型のネットワーク構成を可能にします。

2ポートIRTスイッチが内蔵されている為に、高価な外付けスイッチは不要ですので、設置費用削減にも効果的です。

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