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HMS Industrial Networks AB

HMS社が200万個目のAnybusモジュールをアトラス・コプコ社に納入

HMSインダストリアルネットワーク社は、200万個目となるAnybusモジュールを出荷しま した。この製品はスウェーデンのコプコ(Copco)社 に納入されました。コプコ社は自社 の制御システムの一つをEtherNet/IPにつなげる必要がありました。

HMS社が200万個目のAnybusモジュールをアトラス・コプコ社に納入

2012年のはじめ、スウェーデンのハルムスタッドにあるHMS社の生産工場から200万個目
のAnybusモジュールが出荷されました。問題のモジュールは、Anybus CompactCom™で、
EtheNet/IPに接続できます。そして今、アトラス・コプコ社のPower Focus 4000という
最新の制御システムに組み込まれました。これは工業用のナットランナーに使われるシス
テムです。

「HMSは、この記念すべきマイルストーンに到達して誇りに思います。しかも、200万個目
のモジュールがアトラス・コプコ社に渡ったということも特に喜ばしいことです。ずっと
初期のころから当社と一緒にやってきた先進的な工業用企業だからです」と、HMS社グロ
ーバルセールスディレクタのニクラス・ヨハンソン氏は述べます。「このマイルストーンに
よって、当社が工業通信製品のトップサプライヤーであることを確認できました。今後も、
ネットワークと接続できる、頑丈で信頼性の高いAnybus製品を顧客に届け続けます」。

アトラス・コプコ社-1990年代以来のAnybusユーザ
アトラス・コプコ社はAnybusのコンセプトを早くから採り入れてきた企業です。1990年
代半ばからこの技術を使ってきました。Anybusはアトラス・コプコ社の動力工具を主要な
工業用ネットワーク全てにつなげるようにしてきました。Anybusモジュールが交換可能で
なって以来、一つのモジュールを他のモジュールに変えて他のネットワークとつなげられ
るようになりました。ハードウェアやソフトウェアを手直しする必要はありません。

アトラス・コプコ社のバイスプレジデントで自動車部門のマーケティング担当カールヨハ
ン・ベルエソン氏は、次のように述べています;「最新製品を当社の顧客に納入し続けるた
めに、技術の最先端にいなければなりません。Anybusを使うことによって、当社の製品を
どのような工業用ネットワークにもつなぐことができるようになり、最新のネットワーク
技術を常に使えることを実証してきました。Anybusというのは、わが社が自分のコアコン
ピタンスに集中でき、全ての工業用ネットワークに遅れずについていかなくても済むとい
うことなのです」。

Anybusの歴史
最初のAnybusモジュールが開発されたのは1994年。当時は画期的な革新技術でした。ユ
ーザは急速に進歩している、どのようなフィールドバスネットワークにもアクセスできる
ようになるからです。あれから18年。Anybusモジュールは世界中で数100万もの工業デ
バイスに使われてきて、最先端の工業用ネットワーク接続に到達するようになりました。
通信モジュールは顧客の製品に組み込まれたり、あるいは工業用デバイスとネットワーク
との間を単独で取り持つデバイスになったりしています。

Caption:
HMS社グローバルセールスディレクタのニクラス・ヨハンソン氏から200万個目のAnybus
モジュール記念認定を受け取るアトラス・コプコ・ツールズ社のバイスプレジデントで自
動車部門のマーケティング担当カールヨハン・ベルエソン氏。

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