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NORD Drivesystems

イントラロジスティクス向けソリューションLogiDrive:少ない使用機種で省エネも実現

空港や物流センター、立体倉庫などの物流設備に対する大規模イントラロジスティクスのプロジェクトでは、数々の相反する要求にバランスよく対応しなければなりません。そこでNORD DRIVESYSTEMSは、駆動技術コンセプトLogiDriveをもとに、包括的なTCO(総保有コスト)改善アプローチを採用しています。保守管理しやすいように機種を限定したうえ、省エネ性も実現するという、イントラロジスティクスに最適なシステム・ソリューションです。

イントラロジスティクス向けソリューションLogiDrive:少ない使用機種で省エネも実現
NORDのイントラロジスティクス・ソリューションLogiDriveは、空港や物流センター、立体倉庫などの物流設備に対する大規模プロジェクトに向けて設計されています。

空港や倉庫、物流センターのイントラロジスティクス設備におけるベルトコンベアは、最大限の搬送荷重が得られるように設計しますが、その荷重に応じた安全率も見込みます。そのため、多くの場合にオーバーサイズの駆動装置を採用します。しかしながら、実際の運用では、そのシステムにあって最大荷重の発揮を要する搬送物の割合はわずかに過ぎません。こうした設計の結果、駆動機器は大半の時間をエネルギー効率の悪い部分負荷で運転することになります。そこでNORDはLogiDriveコンセプトによって、最新の同期モータを活用して機種を確実に削減しながら、この状況の解消に取り組んでいます。従来の非同期モータ技術と比べ、これらの同期モータは部分負荷や定速域でも省エネ性能を発揮します。したがって、このような運転条件でもエネルギー効率がより高く、少ない機種の中からオーバーサイズのモータを選んだとしても高水準な効率を保つことが可能です。これはまた、総保有コスト(TCO)の抑制にもなります。

駆動ユニット5機種のうち4機種までが不要に
 
 NORDの周波数インバータは25~100Hzの周波数範囲で出力速度を制御できます。また最新の同期モータは、その高いオーバーロード能力から、1台のモータを様々なサイズのモータの代わりとして利用できます。そこで、要求される性能に応じて、この同期モータをインバータにより異なる周波数で運転します。たとえば、700台の駆動ユニットからなる空港の手荷物搬送をNORDが計画したところ、モータの機種を約80%も削減できました。使用した11種の駆動機器構成のうち8種は標準システム・ソリューションのNORD LogiDriveで対応しました。このように確かな標準ソリューションとして検証されていますので、安全にお使いいただけます。

標準化によるコスト削減
 NORDのLogiDriveシステムは、効率が高く、プラグ&プレイ技術により保守や設置が極めて簡単です。さらに、運用中もスペア部品の在庫を大幅に削減できます。また、コンセプト全体としてプラニングやコミッショニングが容易になるよう設計しています。この標準ギヤードモータのシリーズは、特にイントラロジスティクスや物流、空港での利用に向けて開発されており、とりわけ使用機種の削減に適しています。そのほか、コンパクトな設計によるスペースの節約と、軽量なアルミ製筐体の採用で最大25%の重量削減も可能にしました。LogiDrive駆動ユニットは、効率レベルIE4・定格出力5.5kWの同期モータと2段ヘリカル・ベベルギア・ユニット、モータ近くに設置するNORDAC LINK周波数インバータで構成されています。クラスIE4のモータ効率とクラスIES2のシステム効率によって、この駆動ユニットは、特に部分負荷や定速域での卓越した総合効率を達成しています。

Meta title: NORDはイントラロジスティクスにもソリューションを提供
Meta description: NORDのLogiDriveコンセプトはイントラロジスティクスに最適なシステム・ソリューションとして、省エネ性に加え、使用機種の削減を可能にします。
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