HMS、工業機器の遠隔管理を可能にするクラウドベースのNetbiterソリューションを発売

工業機器への遠隔操作とクラウドコンピューティングは最近のホットトピックスであり、時間とエネルギー、資源の節約に向くとして注目している企業がますます増えています。これを考え、HMSはクラウド技術に基づく工業機器の遠隔管理ソリューションを提供することになりました。

Netbiterの動作
Netbiter遠隔管理ソリューションがユニークなのは、通信ゲートウェイやセキュアなホストサーバー、ウェッブのユーザーインターフェースなど全て一つのソリューションになっているからです。
Netbiterのゲートウェイは、Modbusプロトコルを通じて、どのような遠隔装置にも接続できます。NetbiterがインターネットやセキュアなGSM/GPRSネットワークを通して情報を送ります。このGSM/GPRSではVPNもスタティックなIPアドレスも要りません。
Netbiter ArgosTMのデータセンターをwww.netbiter.netからアクセスすると、温度や状態、レベルなどのパラメータを、通常のウェッブブラウザから監視できます。発電機のような装置を遠隔操作で動かしたり止めたりすることもできます。

代表的なユーザーと機器
Netbiterソリューションは、遠隔操作で装置を見て制御したいと思うユーザーが使います。最初に採用する企業は、発電量や上下水道量、工場設備、タンク、建物・HVAC設備、通信の基地局、再生可能エネルギーをモニターするのに使います。現場にある装置の情報をリアルタイムで得ることでさらに優れた制御ができ、出張サービスや機械の保守にかかる費用を節約できます。

「Netbiterは、世界の50カ国で設置され実績のあるコンセプトです。年初に市場シェアを分け合っていた遠隔管理の専門企業Intellicomを買収したことで、HMS社は遠隔管理ビジネスに注力し、Netbiterのコンセプトをもっと広げることができます。世界中にあるHMSチームの支援を受け、遠隔管理分野で最新の工業ソリューションを提供できるようになりました」とHMS Industrial Network社のCEOであるStaffan Dahlström氏は述べています。

技術的なハイライト
- Nebisterゲートウェイは、セキュアなインターネットやGSM/GPSRネットワークを通じて情報を送りますので、VPNやスタティックなIPアドレスは要りません。
- ソリューションはウェッブインターフェース（www.netbiter.ne）を使って構成・設定できますので、プログラミングは不要です。
- ダッシュボードツールを利用すれば、最も重要なパラメータであるリアルタイムのゲージや表をグラフィカルな表示を簡単に作れます。
- 昔から貯めてきたデータをNetbiter ArgosTMデータセンターの並列サーバーに貯めますので、装置に関するレポートや統計データを作ることも簡単です。