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HMS Industrial Networks AB

プロフィバスとモドバスTCPネットワークをエニーバスXゲートウェイでつなぐ

インテリジェントなゲートウェイを使うと、シュナイダー電機やABB、GEのPLCと、シーメンスの自動システム・ネットワークを簡単につなげられます

プロフィバスとモドバスTCPネットワークをエニーバスXゲートウェイでつなぐ
HMSインダストリアルネットワークス社のエニーバス(Anybus)Xゲートウェイを使えば、システムインテグレータは2つの異なるPLCシステムとネットワークとの間で入出力データを簡単にやり取りできます。このXゲートウェイは構成可能なスタンドアローン型ゲートウェイで、プロフィバス(Profibus)上にある工場内装置をモドバスTCP(Modbus-TCP)ネットワーク内にある装置との間を通信させることができます。代表的な例として、シーメンス社と、シュナイダー電機あるいはABB社、GE社のPLCを混在させて使う応用があります。例えば、自動製造工場を想定してください。プロフィバスベースでできている部分は、一般的なモドバスTCPプロトコルを持った産業用イーサネット制御ソフトに組み込むことができます。

このXゲートウェイは標準的なDINレールに装着して、24Vの工業用電源を使うデバイスです。それは、モドバスTCPネットワーク上のサーバー(スレーブ側)として機能し、プロフィバス側のマスターとして機能します。このプロフィバスの主な機能は、HMS社のプロフィバス用エニーバス・ネットツールで構成され、強力でしかも使いやすいWindowsベースの構成ツールを使えます。このツールはXゲートウェイで自由にやりとりできます。

初期設定をXゲートウェイの中にダウンロードした後、モドバスTCPとプロフィバス間で512バイトの入力と512バイトの出力データをスムースに通信できます。最大124台のプロフィバス装置(スレーブ側)をこのゲートウェイに接続できます。そのデータ転送能力に加え、Xゲートウェイは強力な組み込みウェッブサーバーをモドバスTCP側に内蔵しています。モドバスTCP側はウェブベースの遠隔診断と可視化をサポートします。OPCサーバーでさえ、Xゲートウェイからの配信目的に含まれています。このXゲートウェイにはプロフィバスとモドバスTCPの通信インターフェースを内蔵し、それぞれの標準プロトコルに完全準拠することが認定されています。

エニーバスXゲートウェイのファミリーは200種類もの実績を持ち、丈夫ですぐに使えるゲートウェイからなる製品ラインです。狙いは、二つの工業ネットワークのあらゆる組み合わせにも接続することです。製品ファミリーは17種類ものフィールドバスや工業用イーサネット(プロフィバスやデバイスネット(DeviceNet)、キャンオープン(CANopen)、CCリンク(CC-Link)、イーサネット/IPプロフィネット(Profinet)など多数)をサポートします。全ての製品が同様に動作し、フレキシブルな標準ソリューションを提供し、2つの工業ネットワークをつなげます。

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