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REDEX

Redex社は健全な成長続けています

産業界が直面している現在経済的苦境に関わらず、機械式伝動装置および精密金属機器のスペシャリストであるRedex社の2009年度の売上高は、過去を大きく上回る結果となった2008年度と同等もしくは上回る見通しとなっています。

2009年度のRedex社の収益率は過去の平均水準に近づき、収益高は4,300万ユーロ前後を記録する見込みです。米国及び欧州における経済活動の悪化に苦しむ今日の産業界において、こうした実績を得るのは稀なことであるといえるでしょう。

Redex社の創業者Paul Defontenayの孫でもある、米国スタンフォード大学出身のエンジニア、Bruno Grandjean氏の経営主導の下、弊社は過去数年にわたり生産及び技術的革新に取り組み、技術革新・学習・投資という3つの基本原則に基づく経営計画により、Redex社のハイテク企業としての輪郭を明確に打ち出すことができるようになりました。

こうした変革による直接の成果のひとつとして、Redex社が製品およびマーケットにおいて実現した多角化が挙げられますが、それ自体、過去数年間の会社経営における重要な資産となっています。

2004年度から2008年度までの4年間に、Redex社の収益はおよそ2倍の2,200万ユーロから4,300万ドルへと拡大し、輸出比率は55%から81%に増大しました。

輸出拡大による国際的な展開に基づき、当社売上の25%に相当するアジア圏のお客様の生産設備の改善・維持に必要なサービスに現地対応するための現在のオフィスおよびサービスセンターを設立しました。この上海子会社の開設を皮切りに対外投資は増加しています。アジアにおけるサービスセンター開設は米国およびフランスのサービスセンターに続くものです。

2008年度のRedex社の実績は売上高前年度比10%増、純利益の前年度比63%増といずれも記録的なものとなる見通しで、これらは50ヵ国以上での販売実績を得、国際市場おいてRedex社が成長していることを表しています。

製品の開発と工具の刷新もまたこうした業績に貢献しており、工作機械向けシリーズのDRP/KRP2008年に50%の伸びをみせました。

このほか、好業績を支えた要因としては、精密金属機器事業部門での受注拡大が挙げられます。

Redex社のCEO(最高経営責任者)Bruno Grandjean氏は次のように述べています。「弊社の製品はマーケットのニーズに合致していると自負しています。弊社は毎年度、売上高の10%相当を投資に向けています。これは自己資金により実現するものですが、同時に新製品の開発も積極的に行っています。こうした支出にもかかわらず、弊社の財務状況はきわめて健全であり、株式をを完全にグループ内に留めつつ、2009年に創業60周年を迎えることとなりました。Redex社は世界各国の工作機械メーカーや金属加工業界各社の忠実なパートナーとして評価されています。」

Redex社はこうした優れた業績を持って、工作機械用高性能伝動装置の領域におけるリーダーとしての地位を得ることににつながる複合製品の進化を計るため、自己資金による実り多い選択的投資戦略(2年間で900万ドル)を継続する決意でおります。

その中心に位置するのが、生産プロセスの改善と社内および社外ロジスティックの最適化で、適正在庫の確保をしつつ、Redex社製品の品質向上、納期の改善が図れます。
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この一年、韓国および日本では、工作機械用減速器に関しレデックスは大きな進展を得ることができました。

韓国では、HNK(大型マシン用DualDriveサイズ5)、ハンコックタイヤ(DualDriveサイズ3)、器興(DualDriveサイズ3)―などの主要顧客数社を有しています。

日本でも既に大型機械メーカー数社よりの受注を受け、今後の発展にはきわめて興味深いものがあります。

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