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バックアップソフト更新でデータ耐障害性向上

Synologyが集中管理機能と対応プラットフォームを拡張し、ハイブリッドIT環境における企業のデータ保護戦略を支援。

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バックアップソフト更新でデータ耐障害性向上

バックアップ、リカバリー、監視を複数のプラットフォームにわたって管理する必要があるハイブリッドIT環境の複雑化に伴い、データ保護ソフトウェアの進化が進んでいる。このような背景のもと、SynologyはActiveProtectデータ保護アプライアンス向けソフトウェアの更新版となるActiveProtect Manager(APM)1.2を発表した。

集中バックアップ管理におけるワークロード対応能力の向上
APM 1.2では、SynologyのDP7400およびDP7200における集中管理能力が強化され、単一の管理画面から最大30万のワークロードの監視および管理が可能となった。これは、分散したIT環境におけるバックアップ運用を統合管理するニーズの高まりを反映している。

また、DP320およびDP340を管理サーバーとして活用できるようになり、企業およびマネージドサービスプロバイダー(MSP)がインフラ規模や運用要件に応じて柔軟なバックアップ構成を設計できるようになった。

エンタープライズ環境に対応するプラットフォーム互換性の拡張
今回の更新では、企業IT基盤で利用される最新のオペレーティングシステムや仮想化基盤への対応も拡張された。macOS 26および主要なLinuxディストリビューション向けのバックアップ機能が追加され、Windows Server 2025上のMicrosoft Hyper-Vとの互換性も強化された。

さらに、ミッションクリティカルなデータを扱うデータベース環境の保護機能も強化され、事業継続要件やサービスレベル契約(SLA)に対応するデータ保護体制の強化が図られている。

データ保護フレームワークに対応するバックアップポリシー強化
APM 1.2では、3-2-1-1-0データ保護原則に沿ったバックアップコピー管理機能の強化も行われた。この原則は、異なる媒体および場所に複数のデータコピーを保持しつつ、バックアップエラーを最小化することを目的としている。

新機能には、過去時点へのバックアップコピー作成機能や保持期間設定の拡張が含まれ、導入環境や保護ポリシーの変更に対応しながらSLA要件への適合を維持できるようになった。また、リアルタイムの進捗監視機能によりバックアップ状況の可視化が進み、IT運用チームが問題を早期に検知し対応できるようになっている。

産業ジャーナリスト Aishwarya Mambet により編集、AI支援のもと。

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