www.engineering-japan.com

三相インバータ向けSiCモジュール対応リファレンス設計を公開

ROHMは自動車駆動や産業用モータ用途に向け、高出力コンバータ開発を容易にする評価用回路設計を提供。

  www.rohm.com
三相インバータ向けSiCモジュール対応リファレンス設計を公開
REF68005

高出力電力変換ではシリコンカーバイド(SiC)による高効率化が可能になる一方、ゲート駆動や熱設計の複雑さが増す。これを簡素化するため、ROHM株式会社はSiCパワーモジュール向け三相インバータのリファレンス設計 REF68005、REF68006、REF68004 を公開した。

SiC導入時の設計負担を軽減
SiCデバイスはスイッチング効率と信頼性を高めるが、周辺回路の設計難易度は高くなる。ゲート駆動条件、寄生成分、放熱設計の最適化が安定動作に不可欠となるためである。

新しいリファレンス設計では、検証済みのドライブ回路基板データを提供し、ゼロからの設計を不要にする。ROHMのEcoSiC™モジュールと組み合わせることで、動作条件や部品選定が事前定義され、評価に必要な工数を削減できる。

本プラットフォームは最大300kWクラスの出力に対応し、電動車向けトラクションインバータや産業用モータドライブなどの電動化電力変換用途に適用できる。


三相インバータ向けSiCモジュール対応リファレンス設計を公開
REF68006

複数パッケージに対応
公開された設計は、EcoSiC™モールドモジュールの HSDIP20、DOT-247、TRCDRIVE pack™ の3種類に対応する。各パッケージは機械・熱設計の方式が異なるが、同一インバータ構成で評価可能となる。

制御基板設計を共通化することで、周辺回路の再設計なしに複数モジュールを比較評価でき、電力エレクトロニクス開発の初期段階での検証を容易にする。


三相インバータ向けSiCモジュール対応リファレンス設計を公開
REF68004

入手と開発フロー
対応するSiCモジュールはCoreStaff OnlineやChip One Stopなどの販売チャネルから入手可能。設計データをダウンロードしてインバータ評価環境を構築することで、スイッチング特性、熱特性、システム統合の事前検証を行える。

www.rohm.com

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)