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物流DXを支えるCLO起点の改革支援
パナソニック コネクト株式会社は、物流効率化法への対応を見据え、CLO主導のサプライチェーン改革を支援するソリューションをスマート物流EXPOで紹介する。
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パナソニック コネクト株式会社は、2026年1月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催される**第5回 スマート物流 EXPO**に出展し、物流効率化法に基づくCLO(Chief Logistics Officer)選任義務化を見据えたサプライチェーン改革支援ソリューションを展示する。倉庫から輸配送までを対象に、物流全体を俯瞰したデータ活用を前提とする。
物流効率化法とCLOに求められる役割
物流は、日本社会と経済を支える重要なインフラである一方、ドライバーの高齢化や人手不足といった構造的課題に直面している。こうした状況を背景に物流効率化法が施行され、2026年4月からは一定規模以上の事業者に対し、CLOの選任が義務付けられる。
CLOには、倉庫、輸送、在庫、コスト、品質といった個別領域を横断し、サプライチェーン全体を中長期視点で最適化する役割が求められる。そのためには、現場データを統合し、意思決定に活用できる仕組みが不可欠となる。
CLO視点で整理された5つの改善指標
パナソニック コネクトは、CLOと連携して物流改革を進めるための指標として、倉庫業務の効率化・自動化、庫内生産性の可視化と改善、輸配送ネットワークの最適化、配送品質の強化、配送コストの可視化と削減の5項目を提示している。
これらの指標は、個別最適ではなく全体最適を前提としており、データドリブンな運用によって継続的な改善を図る構成となっている。
輸配送領域における展示内容
輸配送分野では、輸送リードタイム、配車効率、積載率といった定量指標の改善を目的とした配送計画・進捗管理ソリューションが紹介される。配送計画システムWeb2.0や配車最適化ツールは、複数制約条件を考慮した計画立案を支援する。
また、配送進捗管理システム「ZetesChronos」やデータコラボレーションプラットフォーム「ZetesZeus」は、配送状況や証跡情報をリアルタイムで可視化し、配送品質管理やトレーサビリティ確保を支える役割を担う。
倉庫領域における業務可視化と実行管理
倉庫ソリューションでは、ピッキング生産性や出庫処理時間の短縮といった現場KPIの改善に焦点が当てられている。倉庫実行管理システム「ZetesMedea」や、Blue Yonderの倉庫管理ソリューションは、システム主導のオペレーションによって作業の標準化と効率化を図る。
さらに、課題発見型の可視化ツールや倉庫生産性分析ソリューションにより、現場データをもとにした改善サイクルの構築が想定されている。
日本の現場力とデジタル技術の統合
本展示では、「日本の現場力に、デジタルのチカラを」というテーマのもと、現場改善の知見とデジタル技術を組み合わせた物流DXの具体像が示される。CLOを起点とした改革では、単一システムの導入ではなく、倉庫と輸配送を横断したデータ連携と意思決定基盤の整備が重要となる。
パナソニック コネクトの展示は、法制度対応を起点に、持続可能な物流オペレーションを構築するための実装例として位置付けられる。
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