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Ambiq、デュアルモードBluetooth対応の新Apollo510 Lite SoCを発表

革新的な超低消費電力設計で、次世代ウェアラブルやIoTデバイスに長寿命・高性能AI処理を実現。

  ambiq.com
Ambiq、デュアルモードBluetooth対応の新Apollo510 Lite SoCを発表

エッジおよびエッジAIコンピューティングにおける電力消費の課題に取り組む、超低消費電力半導体ソリューションのテクノロジーリーダーであるAmbiq Micro Inc.(本社: 米テキサス州オースティン、CEO:江坂文秀、NYSE:AMBQ、以下Ambiq)は、本日、Apollo5ファミリーの最新製品、Apollo510 Liteシステムオンチップ(SoC)シリーズを発表しました。エッジにおける常時接続インテリジェンスへの高まる需要に対応するため設計された本シリーズは、高度なAI処理、マルチプロトコル無線接続、業界をリードするエネルギー効率を実現し、ウェアラブル機器や医療機器から産業用IoTセンサー、スマートビルに至るまで、次世代デバイスの開発を支援します。

エッジの可能性を変革する
AmbiqのCEOの江坂文秀は次のように述べています。「Apollo510 Liteシリーズは、Ambiqの超低消費電力AIソリューションの拡大するポートフォリオにおける重要な一歩であり、ウェアラブル、ヘルスケア、産業、スマートホームなど、幅広いデバイスと用途にエッジAIのパワーをもたらします。このマイルストーンは、電力や性能を妥協することなく、あらゆる場所でインテリジェンスを実現するという当社のコミットメントを明確にするものです」

エッジAI効率の躍進
Ambiq独自のSPOT®(サブスレッショルド電力最適化技術)プラットフォームを基盤とするApollo510 Liteシリーズは、同等のM4またはM33ソリューションと比較して、16倍以上の高速性能と最大30倍のAIエネルギー効率を実現します。この性能の飛躍により、開発者は医療分析、センサーフュージョン、音声認識などの高度なAIワークロードを展開しながら、接続されたデバイスのバッテリー寿命を大幅に延長することが可能になります。

Apollo510 Liteシリーズの特長
高性能コンピューティング:
turboSPOT®およびHelium™テクノロジー搭載の、最大250MHzのArm® Cortex®-M55プロセッサが効率的なAI加速を実現

専用コプロセッサ:
ワイヤレスおよびセンサーフュージョンタスクを最適化する、48/96MHz Arm Cortex-M4Fコプロセッサ

拡張メモリ:
高速実行のための専用命令/データキャッシュを備えた2MB RAMおよび2MB不揮発性メモリ

高度な接続性:

送信電力+14 dBm のBluetooth® Low Energy 5.4による安定した信号性能
低電力オーディオと下位互換性を実現するデュアルモードBluetooth(Classic + LE)

内蔵セキュリティ:
Arm TrustZone®搭載のsecureSPOT® 3.0、セキュアブート、認証済みファームウェアアップデートによるデータの整合性

本製品シリーズには次の3つのバージョンがあります:

  • Apollo510 Lite:BLE無線非搭載
  • Apollo510B Lite:BLE対応
  • Apollo510D Lite:デュアルモードBluetooth

供給について
Apollo510 Liteシリーズは現在サンプル提供中で、量産開始は2026年第1四半期を予定しています。技術詳細、開発ツール、注文情報については、Apollo510 Lite SoCシリーズの製品ページをご覧ください。

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