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レニショーが革新的なEquator-Xゲージングシステムを発売

赤道Xの絶対モードは250のmm/sで部品を測定し、かなり中小のバッチ製造業者のための点検容量そして効率を後押しする。

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レニショーが革新的なEquator-Xゲージングシステムを発売

現場でのプロセスコントロール、高速測定そして品質保証を実現する Equator™ 汎用ゲージングシステムに新たなラインナップが加わります。

製造装置と測定装置の世界的なリーディング企業であるレニショーが、このたび現場におけるプロセスコントロール向けの最新ソリューション、Equator-X デュアルメソッドシステムのリリースをお知らせします。このシステムは、世界中の製造業に独自の可能性をもたらす製品で、プロセス上の課題に応じて、絶対測定と比較測定から最適な測定方式を使いわけることができ、1 台で 2 役をこなすことができます。

Equator‑X は、多品種少量生産や頻繁な設計変更が求められる現場において、加工速度に対応しながらも柔軟性と操作性を兼ね備えた測定ソリューションとして開発されました。主な利点としては、高速測定によるスループットの向上と検査能力の強化、現場でのワークの工程内検証による完全なトレーサビリティ、生産プロセスが問題なく進んでいるかの評価、そして 1 台で臨機応変に測定方式を使い分けることができる柔軟性が挙げられます。

速度と柔軟性
絶対測定と比較測定の各測定モードは、それぞれ異なることが求められるスピード重視の製造現場に対応します。

絶対測定の最高スキャニング速度は 250mm/s で、多品種・中小ロット生産における検査能力とスループットの劇的な向上が期待できます。機械横での初品検査や、ライン近傍での全数検査に特に有効です。

一方、比較測定の最高スキャニング速度は 500mm/s で、同一ワークの大量生産においてサイクルタイムを重視する場面に最適です。また、温度変化の大きい環境下でも安定した高速測定が可能です。

革新的なテクノロジーと汎用性の高いソフトウェアプラットフォーム
Equator-X 500 は、それぞれ独立した駆動フレームと測定フレームから成るヘキサポッド構造を採用しています。カーボンファイバ製の測定フレーム、リニアモータ駆動、業界標準の SP25M スキャニングプローブといった要素により、高い測定精度と高速動作を両立しています。

本システムは、スタンドアロンの現場設置型装置としても、完全自動化セルに組み込んだ形でも導入可能で、進化するニーズや変化する現場環境に臨機応変に対応できる柔軟性を備えています。

Equator-X 500 には、直感的で多機能なインターフェースを備えるソフトウェアプラットフォーム MODUSTM IM を使用します。MODUS IM は複数のアプリケーションから成る包括的なソフトウェアツールで、プログラミング、レポート作成、操作が簡素化され、複雑な作業も効率的に行えるようになり、ユーザー体験が大幅に向上します。

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