www.engineering-japan.com
Fluke Process Instruments

高温型放射温度計の製品ラインナップを拡大

測定温度の範囲が拡がり、新たな分野での応用も可能に

高温型放射温度計の製品ラインナップを拡大
図:新しい高精度型放射温度計なら、もっとも過酷な環境でも視覚的な連続プロセス・モニタリングが可
能になります。

フルーク・プロセス・インスツルメンツは、単色および2色式放射温度計の4つの新製品をEnduranceシリーズに追加しました。これにより、同シリーズは50~3200℃の測定温度に対応しました。また、光学分解能を最高150:1から300:1へと高めたことで、いっそう小さな対象物を遠隔から測定できるようにもなりました。その新製品の一つ、低温型放射温度計は要求の厳しい用途で250℃以上の温度を測定します。いずれの放射温度計もガルバニック絶縁の入出力端子を備え、保護等級IP65のステンレス製ハウジングを採用しています。

冷却アクセサリーを使用すれば、最大65 °Cあるいは315 °Cの環境温度で使用可能です。
応用分野としては、金属の一次生産や二次生産、カーボン処理、シリコンの製造に加え、新たに鋳造や溶接工程、さらにゴム、厚いプラスチックなどの測定にもお応えします。このEnduranceシリーズでは多目的に使えるモデルを揃え、その広い測定温度範囲と様々な波長による精密なプロセス・データにより、製造業における不良率の低減や、生産品質と一貫性の向上に導き、生産能力の最大化と、エネルギーコストの最小化を支援します。(同センサは、PoE(Power over Ethernet)あるいはDC電源によって動作し、インターフェイスとしてEthernet、PROFINET、RS-485に対応。)バックライト付きの背面パネルは触覚フィードバック機能を備え、簡単で直感的な操作性を実現します。
EnduranceのPC用ソフトウェアを使えば設定や設置が容易になり、内蔵のウェブ・サーバによって、トレーサビリティに向けた履歴データの記録やプロセスの不具合対策、遠隔からの確認が可能になります。例えばEthernetを介した動画による照準合わせのためのオンボード・カメラなど、レンズや照準、焦点に関する多彩なオプションもご用意しています。レンズの汚れに対するアラーム機能から、定期的にレンズを清掃するといった余計な作業も不要になります。
Enduranceシリーズのすべての放射温度計は、業界最長クラスの4年間保証で提供しています。

アジア地域での販売につきましては、This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.までお問合せください。

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)