www.engineering-japan.com
26
'24
Written on Modified on
Tungaloy News
肩削りカッタに加工能率と安定性を向上させる 新しい18サイズインサートを拡充
高安定性を実現する肩削りカッタシリーズ『TungForce-Rec』に、新たな18サイズインサートを拡充し、より全国で発売を開始します。
tungaloy.com
肩削り加工の現場では、特に黒皮や鋳肌を含む負荷の高い加工が課題となっています。従来の2コーナインサートを用いた直角肩削りエンドミルでは、切れ刃の強度が不十分で、加工能率の向上に限界がありました。また、大型部品や高精度が求められる部品加工において、工具たわみによるびびりや刃先欠損が頻発し、加工の安定性が恒常的な課題となっています。このような状況は、自動車部品、航空、金型、建設機械、産業機械部品といった幅広い分野で共通しています。マーケットでは、より高い切削能率と信頼性を提供できる新しいソリューションが求められており、これに応える製品の開発が急務となっています。
製品概要
TungForce-Recは、直角肩削り加工に特化した高精度・高能率カッタです。独自のV字底面インサートとクランプ機構により、安定した加工性能を提供、幅広い材質や産業分野で活躍します。耐摩耗性コーティング採用で長寿命を実現し、生産性向上とコスト削減に貢献します。
製品の特長と便益
特長1:高い刃先強度
・逆ポジインサート設計により、大きなインサート断面積を実現し、高い耐チッピング性を確保。
・大きなすくい角設計で切削抵抗を低減し、効率的な加工を可能に。
・汎用MMブレーカと刃先強化型MTブレーカを選択可能で、用途に応じた最適な切削性能を提供。
特長2:信頼性の向上
・V底インサート設計により、大きな心厚と厚いバックメタルを確保し、カッタボディの剛性を向上。
・他社品よりも大きなねじサイズを採用し、インサートクランプの信頼性を強化。これにより、負荷の高い加工条件でも安定した性能を発揮。
・高剛性設計により、加工中の振動を抑制し、仕上げ面の品質向上にも寄与。
www.tungaloy.com