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Fuji Electric News

拡大するデータセンター需要に対応 業界最大クラスの大容量無停電電源装置を発売

富士電機株式会社は、大容量無停電電源装置(以下、UPS)「7500WXシリーズ」のラインアップを拡充し、単機容量2,400kVAの新製品を発売しましたので、お知らせいたします。

拡大するデータセンター需要に対応 業界最大クラスの大容量無停電電源装置を発売

背景
DXやクラウド化、AI活用などの技術の進展に伴い、世界的にデータセンターの建設が増えています。当社は、データセンターに必要な機器を組み合わせ、施設全体の設計・構築・運用支援まで一貫して請け負うことができ、電力の安定供給やCO2削減に貢献しています。この中核となる機器の一つが、停電時にも電源を供給するUPSです。

近年増加するハイパースケールデータセンターでは、2万kVA以上の大容量電源を必要とするため、データセンター事業者からは更なるUPSの大容量化・高効率化・小型化が求められています。

当社は、2021年度にハイパースケールデータセンター向けに、大容量UPS「7500WXシリーズ(単機容量1,200kVA)」を発売。今般、業界最大クラスとなる単機容量2,400kVAを発売し、ラインアップを拡充しました。

製品の特長

1)業界最高クラスの電力変換効率によりCO2削減とランニングコスト低減に貢献
商用電源安定時には商用電源からの給電で運転する「高効率運転モード(High Efficiencyモード)」を搭載し、電力交換効率98.5%を実現。CO2削減に貢献し、ランニングコストも大幅に低減します。

2)業界最小クラスの設置面積で省スペース化を実現
本製品は周辺盤を組み合わせた一体設計とすることで、設置面積を従来比25%削減し、業界最小クラスを実現しました。

3)設置工事における時間短縮とコスト削減に貢献
独自に開発した盤内構造により配線数を削減するとともに、従来機種のケーブル接続からバスダクト接続に変更することで、工事時間及び工事費を従来比30%削減することが可能です。

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