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ルネサス初の22nmマイコンをサンプル出荷開始

ワイヤレスマイクロコントローラ 統合Bluetooth® 5.3 低エネルギーは、MCUで利用可能な最先端のプロセスノードを採用しています。

ルネサス初の22nmマイコンをサンプル出荷開始

ルネサス エレクトロニクス株式会社は、高度な22nmプロセス技術に基づく最初のマイクロコントローラ(MCU)を製造したことを発表しました。最新の22nmプロセス技術を採用することにより、優れた性能を低い消費電力で実現することができるようになります。また、より小さな面積に多くの周辺機能を搭載できることから、無線など豊富な機能を持つ小型のマイコンを提供できるようになります。

第一弾は、32ビットArm® Cortex®-M33コアを搭載したRAファミリの新製品となります。ソフトウェア無線(SDR)により、Bluetooth® 5.3 Low Energy(LE)まで対応しています。ユーザは、ソフトウェアのアップデートにより、将来的に最新バージョンのBluetooth仕様への準拠も可能です。また、これまでのBluetooth LE仕様の全機能も活用することができるため、例えばBluetooth 5.1の到着角度(AoA)/出発角度(AoD)機能を利用した方向探知アプリケーション開発や、Bluetooth 5.2のアイソクロナスチャネルを利用して製品に低電力ステレオオーディオ伝送機能を追加することも可能です。サンプル出荷は一部のユーザ向けに開始しており、一般販売は2023年第4四半期を予定しています。

ウィニング・コンビネーションも提供予定
ルネサスは、この新しい22nmマイコンと、幅広いポートフォリオを組み合わせて新たなウィニング・コンビネーションも提供予定です。ルネサスのウィニング・コンビネーションは、ルネサス製品を最適に組み合わせて技術的に動作検証を行っているため、設計のリスクを低減し、市場投入までの時間を短縮することができます。ルネサスは、様々なアプリケーションに向けた300種類以上のウィニング・コンビネーションを提供しています。詳しくは、こちらからご覧いただけます。renesas.com/win

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