HMS Networksが高性能Anybusゲートウェイの製品ラインナップを拡大

HMS Networksは高性能ゲートウェイAnybus Communicatorの第2世代となる製品ラインナップを拡大して、産業アプリケーションのネットワークを跨いで、より多くのデータをもっと高速に送信できるようにします。新しい13モデルは、EtherCAT・EtherNet/IP・Modbus TCP・PROFIBUS・PROFINET間のデータ接続に対応しており、お客様は様々な制御システムの接続やオートメーションのアイランド化の解消、運用パフォーマンスの最大化を簡単に行えます。

実績豊かなAnybus NP40テクノロジーを利用した高速通信
受賞歴もあるAnybus NP40産業用ネットワークプロセッサーによって、Anybus Communicatorは性能や信頼性、セキュリティーに関する厳しい要求にも確実に応えます。特に新しいハードウェアとソフトウェアを採用したことで、旧モデルより最大10倍も高速なデータのリアルタイム送信が可能になりました。さらに、この新ゲートウェイは接続のPLC と最大 1,500バイトを送受信でき、はるかに多くのデータをネットワーク間で交換可能にします。

堅牢かつセキュアな通信
同ゲートウェイは、綿密な検討のうえ選定した産業用コンポーネントを用いるとともに、産業規格のCEおよびUL認証を取得しており、産業現場の過酷な環境に対応できる設計となっています。

また、お客様をサイバー攻撃から守るため、オンボードの物理的なセキュリティースイッチを設けて不正な設定変更を防ぐほか、セキュアブート機能がマルウェアによる攻撃や感染も防止します。

素早く設置して、直観的に設定
ハウジング設計を最適化してGUIを直観的にしたうえ、分かりやすい取扱説明書を用意して、確実に素早く設置・設定手順を進められるようにしています。

ポートを前面に配したDINレール取付のコンパクト設計ゲートウェイであるため設置が簡単で、接続するデバイスの近くに置くことができ必要な配線量も減少します。

お客様は、WebベースのGUIにゲートウェイの専用Ethernet ポートからアクセスして、そのドラッグ&ドロップ機能を使ってゲートウェイの設定を行えます。このGUIでは、ネットワークトラフィックの監視のほか、不具合が発生する前に問題を診断することも可能です。

また、GUIのQRコードを通じて設置や設定に関するガイドをステップ・バイ・ステップに提供するという、実用性の高い支援機能も利用できます。

HMS NetworksのAnybusゲートウェイ担当プロダクトマネージャーFredrik Brynolfは次のように説明しています。「当社のもっとも進んだゲートウェイ製品シリーズとして、このような新しいAnybus Communicatorを発売できたことに興奮を禁じ得ません。Anybus Communicatorは信頼性が高く、高性能かつセキュアです。そのうえさらに、設計を最適化するとともに直観的なGUIを採用したことで、新次元のユーザーフレンドリーさも実現しています。こうしたあらゆる点から、産業用ネットワーク間のデータ接続を志向するお客様にとってAnybus Communicatorは優れた選択肢であると言えます。Anybus Communicatorなら、PLCの接続やオートメーションのアイランド化防止、運用パフォーマンスの最大化が簡単に行えるからです」。

Anybus Communicatorは、そのまま設置できるスタンドアローンなユニットとして、納品後すぐにご利用いただけます。また、OEM仕様やブランドラベリングなど、お客様に合わせたAnybus Communicatorのカスタマイズにもお応えしています。このゲートウェイは、オートメーション機器や機械に完全に組込む通信コンポーネントとして利用するため、事前設定し、その設定を変更できないようにすることも可能です。

詳しくはhttps://www.anybus.com/products/gateway-index/anybus-communicatorをご覧ください。