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Morgan Advanced Materials

モルガンアドバンストマテリアルズがSUPERWOOL® PYRO-BLOC®モジュールの優位性を明らかに

モルガンアドバンストマテリアルズ(モルガン)は、他に類を見ない特性で高い評価を受けているSuperwool® Pyro-Bloc®モジュールを紹介します。この製品は、同社のThermal Ceramics部門が製造している炉やボイラー用の施工に用いられる耐火断熱材料システムです。

モルガンアドバンストマテリアルズがSUPERWOOL® PYRO-BLOC®モジュールの優位性を明らかに
このモジュールはアジア、欧州、北米で製造され、生体内低残存特性で、高温での耐火断熱特性を持つファイバー、Superwoolを使っています。

Pyro-Blocモジュールは、30年以上前に市場に投入されて以来、炉とボイラーのライニングシステムとしての品質と汎用性に富む特性で標準的なモジュールとなっています。市場に提供されている唯一のモノリシック(等方性)のセラミックファイバーモジュールです。Pyro-Blocモジュールは、セラミックファイバーの優れた断熱性と、短時間に炉に施工できるという特性を併せ持ちます。標準的なフォールドモジュールと比べ、Pyro-Blocモジュールは高密度で柔軟性に優れ、高速ガスに対する優れた耐風速特性を特徴とします。Pyro-Blocモジュールは、キルンの台車用ブロックやシール材料、バーナーブロック、のぞき窓(ピープホール)のみならず、石油プラントのスタック、フレアー部やダクトのライニング等の用途に理想的な材料です。

モルガンのアルカリ土類シリケート(AES)組成の繊維はSuperwoolとして市販されており、かさ密度160 kg/m³と192 kg/m³の製品が入手可能です。Superwool Pyro-Blocモジュールには、2種類の分類温度グレードがあります。Superwool Plus (1,200°C) とSuperwool HT (1,300°C)です。

Superwoolはショット含有率が少ないため、SuperwoolのPyro-Blocモジュールの熱伝導率は、同一密度のセラミックファイバー(RCF)モジュールの熱伝導率よりも10~15%低いです。加えて、蓄熱量が少なく、燃焼ガスやエネルギーが節約され、炉やボイラーの鉄皮表面温度を下げることで環境にも良くなります。
Superwool HTのPyro-Blocモジュールは、分類されている最高温度まで使用されても寸法が安定しています。これは長さ方向の加熱収縮の小さい事が非常に重要な炉やボイラー用途では重要な特性です。

Pyro-Blocモジュールは、縦方向にも横方向にも圧縮するようにして施工します。こうすると、ライニングパターンの設計において支持構造のない天井部の挿入材や目地詰め用のストリップが不要になります。加えて、このモジュールの特徴的なモノリシック構造は、フォールドモジュールシステムでは必要な通し目地数を減らすことができます。この結果、ステンレス板の表面シュラウドも使わずに施工することもできるので、施工が簡単であることがわかるでしょう。

SuperwoolのPyro-Blocモジュールはモノリシックな構造のため繊維の端面が表面に出ることにより、フォールドモジュールシステムよりも高速のガスに対する耐久性が高まります。耐風速性と共にモジュールの表面は必要な後処理が可能です。そしてこのことにより後処理材料が表面から深く浸透して結合ができ、耐風速性を最大35%改善できます。

詳細は以下のURLを参照してください。
www.morganthermalceramics.com/products/superwool-fibre/modules-bloc.

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