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ABB、ビルディングテクノロジースタートアップのBrainBox AIに出資

エネルギー効率を向上させ、炭素排出量を削減しながら、建物をよりスマートで、安全かつ安心にするという野心の一環として、ABBはカナダ、モントリオールに拠点を置くスタートアップ、BrainBox AIへの投資を発表しました。

ABB、ビルディングテクノロジースタートアップのBrainBox AIに出資
  • ABBはBrainBox AIの予測型、自己適応型人工知能をスマートビル向けの既存のABB Ability™ポートフォリオに統合
  • BrainBox AIは先行設備投資なしに、ビル管理者のエネルギーコストおよび炭素排出量削減に貢献
  • ABB Technology VenturesがBrainBox AIのシリーズA投資ラウンドをリード

2019年に設立されたBrainBox AIは商業ビルの暖房・換気・空調(HVAC)システムのエネルギーコストと炭素排出量を削減するために、人工知能を先駆けて活用する取組みを行っています。今回の投資金額は公表されていません。

一般的な商業ビルでは、エネルギー使用量および二酸化炭素排出量の大部分をHVACシステムが占めており、建物は世界のエネルギー関連CO2総排出量の28%を占めています*。BrainBox AIの深層学習ソフトウェアはエネルギーコストを最大25%削減し、炭素排出量を20~40%削減できることに加えて、ビル入居者の快適性を高め、HVAC機器の耐用年数を延ばします。これらはすべては先行設備投資を必要としません。

「安全、安心、スマートで持続可能なソリューションにより、新築および既存の建物に抜本的な変化をもたらすことに重点を置いています」とABBスマートビルディングディビジョンのプレジデントであるOliver Iltisbergerは述べています。「BrainBox AIへの投資はABB Ability Building Ecosystemと組み合わせることで、デジタル変革への現在のアプローチを飛躍的に進め、エネルギーコストをさらに削減し、気候変動への対応に役立つと確信しています」


ABB、ビルディングテクノロジースタートアップのBrainBox AIに出資

「BrainBox AIはエネルギー転換の中核を担う世界的なテクノロジーリーダーであるABBと協力して、商業用不動産業界向けのAI駆動型エネルギーソリューションの展開をさらに加速できることを嬉しく思います」とBrainBox AIのプレジデントであるSam Ramadori氏は述べています。「世界の炭素排出量の28%を建物が占める*現状では、スケーラブルなクリーンテクノロジーを都市に導入することがこれまで以上に重要になっています。自律型人工知能を建設環境の既存のインフラに重ね合わせることは、エネルギー効率の鍵であるばかりでなく、将来のグリッドインタラクティブビルディングに向けた重要なステップでもあります」

「真の自律型人工知能エンジンと純粋なSaaSビジネスモデルを備えたBrainBox AIは当社が求める投資の典型です」とABB EL Venturesの責任者であるMalin Carlstromは述べています。「注入された資本はBrainbox AIの継続的かつ加速的な国際化と、製品およびサービスの開発に使用されます」

ABB Technology VenturesはBrainbox AIのシリーズA投資ラウンドをリードしています。このラウンドにはカナダに拠点を置くEsplanade VenturesとDesjardins Capitalに加えて、多くの民間投資家も含まれています。

*出典: IEA 2020 Global status report for buildings and construction

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