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PcVue 10.0、生産性を増強するSCADAソフトウエアソリューション

新製品PcVue 10.0ツール、Application Architect とApplication Explorerは、開発期間を半減し、このアプリケーションのライフサイクル全体に渡って使えます。設計段階からテストまで、保守から分解エンジニアリングまで、このツールは全ユーザーをターゲットとし、アプリケーション開発者からの1回限りのユーザーまで使えます。

PcVue 10.0、生産性を増強するSCADAソフトウエアソリューション
最近では、全コストはアプリケーションを管理するソフトを入手するまで計算に含まれるようになりました。単なるライセンスコストだけではなく、必要な開発コストも含みます。時間の経過と共にアプリケーションは変わり、新機能を追加したり改良したりしますので、アップグレードのコストやメンテナンス費用を正確に計算する必要があります。この点、PcVue 10.0は革新的なソリューションといえます。簡単なアプリケーションの設計には高性能なツールを提供するのに加え、迅速な保守作業、すなわち診断やオブジェクト指向の修正、変更の送付などに必要なツールでもあります。もちろん、アプリケーションの仕様やビヘイビアは変えることはありません。

PcVue10.0として初めて出荷するApplication Explorerはプロジェクトを管理するためのコンフィギュレーション機能を全てカバーします。システム環境が人間工学的なルールに基づいているため、PcVueはもっと使いやすくなりました。Application Explorerはツリー構造とリスト、多数のドキュメントインターフェースやコピー/カット/ペーストを使えるようにしました。アプリケーションの中のサブアイテムや直観的なナビゲーション、戻り/次へのボタンやいろいろなディスプレイのオプション(アイコンやリスト、詳細など)も、標準的なWindowsのキーボードのショートカットと共に使えます。

Application Architectは、部品をテンプレート上に載せたり再利用したりする高度のメカニズムを採り入れたパワフルな新ツールです。これを使えば、グラフィックスやシンボル、ブロック図だけではなく、よく使う構成要素も再利用できます。例えば、変量やアラーム、それらに関連するベヘイビア(イベントやアーカイブ、しきい値、コマンド、スクリプトなど)などの要素です。アプリケーションは次の4つのステップで作り出すことができます。まず、入出力変数やベヘイビア、グラフィック表示などをモデル化します。そのあと、コンフィギュレーションします。これは、テンプレート上にあるプロセス全体に渡る共通の特長や違いを同定し決めます。次に、インスタンス化ですが、このプロセスの構造や、工場内にある実際のオブジェクト(モーターやコンベヤー、生産ライン、ファンなど)を記述することです。最後がカスタマイゼーションです。ここで、Application Architectを使うことで開発者はプロセスを変更し、独自の設定にぴったり合うように調整します。

Application ExplorerとApplication Architectに加えて、Smart GeneratorsがPcVue 10.0にさらなる改良を加えます。これは、アプリケーションを自動的に生成し、外部のソースからインポートすることができます。これらの開発は、LNS®とSiemens STEP7®、Yokogawa® Stardom®のコネクタに関係し、FactoryLinkTMアプリケーションを全面的にインポートしました。

加えて、PcVue 10.0は国際エネルギー規格IEC 61850と風力発電関係の規格IEC 614000、IEC 60870-5-104に準拠しています。61850規格はもともとPcVue 10.0に搭載されており、サブステーション管理に欠かせないオブジェクトを、派生規格と共に全て定義しています。エンジニアリングのルールもまた決めています。特に、ファイル形式が標準化され、コンフィギュアレーションの段階でのインターオペラビリティ(相互運用性)を確認しています。IEC 60870-5-104プロトコルは、水力発電所や変電所、ビル管理システム、工場、鉄道などで使われます。それは、二重制御やスイッチのポジションエンコーダ、長短パルス幅の制御、ソースでの時刻印のような複雑なデータサービスもカバーしています。

PcVue 10.0にはその他の改良も加わっています。BACnetの新機能や新しいイーサーネットMoxaとGE(ゼネラルエレクトリック)ドライバの統合、オンコールスタッフ管理を改善するためのネイティブSMSの統合、新しいブロック図のグラフィックコントロール、最新Windows Server 2008 R2の搭載、Windows 7とVMwareの環境などです。

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