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PEPPERL+FUCHS PROCESS AUTOMATION

サージ電圧から簡単に保護

新しい「M-LB-2000」システムは、回路遮断機能と全く同じようにサージ保護を行い、簡単な保守やコミッショニングを実現します。そのため、最小限の構成で済ませたいアプリケーションでの利用に最適です。

サージ電圧から簡単に保護

M-LB-2000シリーズのモジュール―最小構成のアプリケーションに最適

M-LB-2000は、サージ保護機能付き端子台の優れた代替品としても使用できます。幅6.2mというスリムなモジュールで端子台を置き換えられ、余計なスペースを必要としません。この一体型モジュールは標準DINレースに取付け可能で、安全度水準SIL 3までの使用が認められています。またATEX/IECEx指令に基づき最高Zone 1での使用が承認されています。そのため、M-LB-2000は「M-LB-5000」サージ保護システムの補完モジュールにも適しています。このM-LB-5000は、2部品構成のシステムとして診断機能を実現します。

 状態モニタリング可能なM-LB-5000は特許技術の診断機能を備え、独自のアルゴリズムによって、サージ保護機能を阻害しかねない様々な過負荷状態を検出します。これにより、システム全体として保護機能の有効性を高めながら、保守コストを最低限に止めます。それぞれの保護モジュールには状態表示ランプを設けて試験作業を大きく軽減するとともに、その不具合情報を極めて簡単に専用の信号回路に割り当てられます。

 保守に関しても、このシステムは他のソリューションに比べて顕著な利点があります。たとえば、DINレール上のベースモジュールは、保護モジュールが取り外されても、信号が途切れるのを防ぎます。そのため、工場の操業に影響を与えることなく保護モジュールだけを交換可能です。一方、コミッショニング中の絶縁テストなど、意図的に信号回路を遮断したい場合は、保護モジュールを180°回転させて差し込むだけです。こうすると、信号回路は内蔵の絶縁機能によって遮断されます。


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